こんにちは!
b わたしの英会話のAmです。
https://www.b-cafe.net/
新型肺炎が日本・世界で拡散を続けています。
テレビのニュースやインターネットで情報を集めていると心配になってきますよね。
私達のスクールでも日々の感染予防と同時に、必要に応じて一時的な休校やインターネットでの授業、テレワークができる体制を作ったり対策を進めています。
https://www.b-cafe.net/news/2020/02/update-2020-02-19-corona-virus-prevention.php
さて、今回の新型肺炎の悪さをしでかす元凶となるのはコロナウィルス。
でも、ウィルスと細菌の違いは?
抗生物質って効くの?
こうしたことを知らずにテレビやネットでは議論が行われたりしていますよね。
そこで、今回は世界中の生物学の教授や先生たちの仕事を減らしたと噂される『はたらく細胞 – Cells at Work』を紹介します。
擬人化漫画としては最もよく出来た漫画だと言われる本作。
英語版も大人気です。
ご自宅でネットフリックスやアマゾンプライムに加入している方は是非日本語版で見た後、
英語版もチェックしてみてください。
理系じゃない人にもコロナウィルスはじめウィルス感染症を正しく理解するにはピッタリのアニメです。
そして、英語の勉強にもなります!!
『はたらく細胞』とは?
作家、清水茜さんによる細胞擬人漫画です。
単行本で読むのも楽しいですが、アニメ版が秀逸ですので是非まずはアニメ版から見てみてください。
現在シーズン1(エピソード1~14)までがリリースされています。
物語は、毎日頑張って酸素を体中に運ぶ赤血球さん(主人公)と体に侵入した細菌やウィルスと戦ってちょっぴり赤血球さんのことが好きな白血球さん(好中球)を中心に、体内を構成する様々な細胞の日常の物語です。ときには、細菌やウイルスが入ってきたり、がん細胞が発生したりと体中は日々トラブルの連続。
そのトラブルの中でも体を平時運転しつつ、免疫細胞さんたちが頑張っている物語です。
真っ赤なコスチュームで頑張って酸素を運ぶ赤血球さん。
そんな赤血球さんがちょっと好き?でいつもストーカーしながら体を守ってる白血球さん(好中球)
学生時代の生物のクラスが嫌いだった方もこのアニメならイメージしやすいですよね。
擬人化だけではなく、体内の描写についても血管を道路として描写したり、内臓は工場として描かれたりとわかりやすいです。
『はたらく細胞』英語版のセリフでおすすめ~第3話『インフルエンザ』より
さて、今回のコロナウィルスもまだまだわからないことが多いだけに怖いですよね。
一方で、ウィルスであるということは、最後にやっつけるのは薬ではなく免疫になります。
このプロセスは相手が風邪であろうとインフルエンザであろうと一緒ですよね。
そこで、英語の勉強を兼ねてもし『はたらく細胞』を見るとするならば第3話『インフルエンザ』がおすすめです。
ここでは、YouTubeからピックアップしてみました。
まず、体内に侵入したインフルエンザウィルスがどんどん細胞を取り込んで増殖します。
(菌は自分で増えることができるが、ウィルスはできない)。このシーンはちょっとゾンビっぽく描かれていますが、海外のお医者さんたちの間でも比喩として絶賛されていますね。
この状況に、真ん中の白血球さん(好中球)はこう言います。
They’ve proliferated again, dammit!(また増殖しやがった)
ここでは、“dammit”を覚えておきましょう。
「ちくしょう!」という意味です。
映画やドラマでもよく出てきますよ。
こうして、インフルエンザウィルスが体内で増殖し、免疫系細胞たち(ここでは、白血球、キラーT細胞、マクロファージ)は多勢に無勢。
ピンチになります。
そこを救うのがナイーブT細胞。
この物語のはじめでは、弱くて何も出来ず、先輩のキラーT細胞にいつも怒られていました。
ですが、樹状細胞により活性化し、エフェクターT細胞として登場してピンチを救います。
ちなみに、ストーリーを見てもらうと出てきますが、先輩のことを英語字幕では“Senpai”と言っています。
レッスン・パートナー(外国人講師)に聞いてみたところ、英語でも先輩は”Senpai”で使うくらいに普及しているそうです(アニメ好きの間だけかもしれません)。
そして、ウィルスを最後にやっつけてくれるのはこの人(細胞)
B細胞も登場します。
ここでのB細胞のセリフがこれです。
Sorry to keep you waiting. (お待たせしました。)
I’m B Cell! And I’ve made some antibodies!(B細胞っす!抗体つくってきました!)
ここで覚えておきたいのは“(I’m) sorry to….”のフレーズ。
「….してしまってすみません」という意味です。
ここでは、「待たせてしまってすみません」という意味ですね。
この物語では当初インフルエンザと戦っているのは、白血球(好中球)、マクロファージ、キラーT細胞といった免疫系の細胞です。
一方で、B細胞は抗原提示を受けて、ウィルスが何者かを判明した後、ヘルパーT細胞からB細胞に抗体を作らせます。抗体はウィルスを攻撃するための特殊なタンパク質のことです。
B細胞はヘルパーT細胞から命令をもらうと、抗体を自分の体の表面にズラリと並べ、準備が整うと病原体に向かって撃ち出しはじめます。
そのシーンはホースで液体(消毒)を撒くような表現をしていますね。
いかがでしょう?
落ち着くまではなかなか外に出たくない、そんな方も自宅でごろごろするならせっかくですから楽しみながら学びたいですよね。
今はこの『はたらく細胞 – Cells at Work』がぴったりではないでしょうか?
Am
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