こんにちは。
b わたしの英会話のAmです。
3連休いかがお過ごしでしょうか?
さて、先日プレゼンテーションのセミナーに参加してたのですが、久しぶりにあることをやっちゃいました。
そう、「カンニング」です。
プレゼンをしようとするといろいろ話す内容を覚える必要がありますよね。
そこで久しぶりにカンニングペーパー作っちゃいました。
カンニングなんて学生時代以来・・・。
いえいえ、日本では基本カンニングはNGですよね。
ですが、アメリカの大学や大学院では科目によってはカンニングOKなものがあるのです。
実は、これは語学の学習においてもとても理にかなっているのです。
カンニング自体が理にかなっているというよりは、カンニングペーパーを作るという作業自体がとても効果的なのです。
今日は書くことと記憶についてゆる〜くまとめてみました!
Contents
アメリカではカンニングがOKなワケ
Amはアメリカに留学していましたが、今思い出せば、
科目によってはカンニングが公然とOKのものがいくつかありました。
例えば、会計のクラスでは計算機と特殊な簿記処理をするものについてのメモ(=カンペ)が
OKだったりして、びっくりしたのを覚えています。
日本では当然カンニングが見つかったらアウトですよね。
(最近は大学や教授によってOKなところもあるそうです)
では、なぜ、アメリカではOKなのでしょう?
その理由としては、
・ 実社会に出ればどうせ、様々な場面でメモ(カンペ)が必要になる
・ 公式を使って運用することは大事だが、暗記する必要はない(ものはカンニングOK)
・ カンペを作るためには無駄を省き要約する必要があるのでその科目の理解度が高くなる
・ カンペの出来具合も採点基準に組み込むことで生徒の創造性がわかるから?
などといったものが考えられそうです。
確かに、俳優さんだってテレビのキャスターだって、あるいは、スピーチをするときだって
記者がインタビューするときだって、実社会にでればみんなカンペを作りますよね。
そう考えると、学生だから全部暗記しろっていうのも野暮な話かもしれません。
カンニングペーパーを作ることが英会話でも最強なわけ
作家の星新一さんは、そのエッセイの中で、
「カンニングペーパーを作ってみよ。」
と述べられています。
また、同時に、
「カンニングペーパーを作ったが使ったことがない」
とも述べられていたと思います。
ここに、カンペの本質があるのです!!
書く・話す=脳が活性化する
学生時代漢字を暗記したときのことを思い出してみてください。
何度も書きましたよね。
では、想像してもらいたいのですが、新しい漢字を「見る」だけで覚えることはできるでしょうか?
できるかもしれませんが、かなり難しいでしょう。
「書く」とか「話す」という行為はアウトプットです。
実際に体を動かす行為は、運動性記憶として体が覚えてくれます。
いわゆる「体が覚える」というやつですよね。
実際、皆さんも長らく乗っていない自転車に久しぶりに乗っても問題なく運転できると思います。
もしくは、子供の頃よく歌っていたアニメの歌も音楽が流れてくると覚えていることでしょう。
・ 漢字の読み書き
・ 掛け算の九九
・ 英語のスペル
・ パソコンのキーボード
・ スマホのフリック
などは、このように手を動かしたり、口を動かすという「運動行為」を通じて
記憶として形成されるため、運動時と同じ小脳を経由した記憶となります。そうすると、
より多くの神経ネットワークを経由するため、忘れにくくなるそうです。
中でも書くが最強なワケ
では、同じアウトプットとして「話す」と「書く」ではどちらがパワーが強いのでしょう?
一見話すほうが強いイメージがありますよね。
ですが、実は「書く」方が記憶の定着度が高いことが実証されています。
「書く」という行為には、RAS(Reticular Activating System)を刺激すると言われています。
RASは日本語では脳幹網様体賦活系と呼ばれている脳幹にある神経の束を指します。
実際、アメリカで面白い実験がされています。
大学生に「ノートを手書きで取るチーム」と「パソコンで取るチーム」に分けてどちらの成績が良いかついての調査をしてみました。その結果、手書きチームのほうがかなり良い結果が出たそうですよ。
また、別の実験では手書きをしている人と、キーボードをタイプしているときの
脳の稼働をMRIで調べたところ、手書き中のときのみブローカ野(言語処理に関わる場所)が
活性化することがわかっています。
記憶(特に言語に関わる)は運動と一緒!
いかがでしょう?
私達日本人が使いこなす日本語という言語は、世界でも最も複雑で難易度が高く
そして、表現の幅のひろい言葉です。
この日本語を使いこなせるのは幼少期に学校で数多くの漢字を含めた文字を学んできたことのおかげですよね。
ですが、その秘密は「手を動かす」という運動と密接につながっていたのです。
つまり、語学学習というのは学問というよりは、半分は運動に近いとも言えるでしょう。
ですので、「学生時代、英語が苦手だった」という人も、日本語が話せて、かつ、自転車が乗れて、
その上でパソコンのキーボードが打てる方はご安心を。
正しく自分に必要な単語やフレーズを反復して書く習慣を持てば必ず英語は上達しますよ!
Am
動画版の解説も作ってみました!
PS.
bの学習方法はこうした脳科学的なアプローチをさまざまな観点から取り入れて効率的なお客さまのお手伝いをしています。
そのひとつが「b習慣化メソッド」です。英会話は習慣の学問で続けることさえできれば程度の差こそあれ、必ず一定の成果はあります。
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