こんにちは。
b わたしの英会話のAmです。
8月も後半戦に入りました。
日の出の時間も少しずつ遅くなり秋の到来を感じさせます。
さて、8月後半といえば子供の頃は夏休みの宿題で頭がいっぱいになりませんでしたか?。
子供の頃って夏休みも残すところあと1週間、なんて時になって慌てて宿題をやりはじめた方も多いのではないでしょうか。
この現象はアメリカでも研究が進んでいて、実は立派な心理学や脳科学のテーマとして
多くの学者さんが調べています。つまり、人類共通のテーマですね(笑)。
bでレッスンに通っている方。
あるいは、このメルマガをお読みの方でも、ジムに通っていてつい
サボっちゃったり、タバコを禁煙しようと思っても「来月から」と先送りしちゃう方は多いと思います。
そこで、今日の恋と仕事に効く英語ではこの現象(夏休みの宿題がぎりぎりになる症候群)とその対策方法についてまとめてみました。
このテクニックを知っていると、いろんなところで役立ちます。
そして、仕事でもダイエットや英会話からタバコ、酒などの習慣を調整するときも使えますよ!
Contents
人は将来もっとまともにできると思う習性がある
夏休みの宿題に手を付けるのがギリギリになる症候群。
良い名前がないですが、英語では“Procrastination Syndrome”(先送り症候群)などと呼ばれるそうです。
多くの研究者によってこの先送りについて研究がなされました。
その結論としては、
「人は明日(未来)はもっとよりよくできる」
と思い込んでしまう習性があることがわかったそうです。
実際には、アメリカでダンベルや筋トレの機器を購入した人たちがその器具をどれくらい使うか。
そして、購入したときにはどれくらいのペースで使うと思っていたかについての大規模な調査をしたそうです。
このあたりのことを真面目に研究する人がいるのがアメリカの面白いところですね。
そこでわかったのは、
① 購入者は「自分はしっかりと定期的にトレーニングをする」と回答した。
② その後、実際の利用率を調査したら本人の予定していた回数に遠く及ばなかった。
③ にも関わらず、この人達は、「来月はもっとちゃんとやるから」と回答した。
ということでした。
まさに、夏休みの宿題と同じで「先になれば本気出せる」と思っちゃうのが人間なのですね。
残念ながら、こうした機器の多くは使われずに、その人達がおばあちゃん、おじいちゃんとなって亡くなった時にガレージにホコリを被っている道具No1として捨てられるそうです(笑)。
先送り症候群を退治する方法
さて、みなさんも読んでいて思い当たることってあったのではないでしょうか?
Amの場合は、今、体重を落とすために食事を少し調整しているつもりです。
ですが、ついつい、週末が近づいてくるとポテトチップに手が届いてしまって、、、、
・ うん、今週頑張ったんだから1日くらいいいだろう
・ 来週から本気出す
と思って、気づけば1袋、2袋と食べてしまいます。
そこで、そうならないようにするためのコツをいろいろと調べてみましたが
このような方法があるそうです。
1)おなじみのベビーステップ
以前から何度かご紹介しているベビーステップ。
ここでも役立ちますよ。
参考記事:気になってたことを先送りしないコツはベビーステップ(赤ちゃんステップ)?
https://www.b-cafe.net/newsletter/2017/10/baby-step-method.php
ベビーステップは、とりあえずやろうと思っていることを思いっきり小さく刻んでとりあえずできることをやるテクニックです。特に日本人は完璧主義の人が多いため、「やるなら、ちゃんとやらなくては」と思い込んでしまい、ちゃんとやれないため先送りしてしまう傾向が強いそうです。
ですが、小さなステップこそが続けていくための第一歩。
たとえば、新しくジムに通おうと思う人がはじめからちゃんとやろうと考えると気が重くなって行くのが嫌になってしまいます。ですが、
「はじめは、ジムのスタッフとなかよくなるだけでいいや」
「今日は二日酔いで行きたくないけど、とりあえず行ってお風呂だけ入ろう」
「行くのも嫌だけど、とりあえず、トレーニングウェアだけは着てみよう」
こう思った小さな行動をするだけでも大きな効果があります。
Memo: bではこのベビーステップを使った英会話学習法を推奨しています。
もし、興味ある方は体験レッスンを受けてみましょう!あなたの英会話力も分かりますよ!
2)脳内ホルモン(作業興奮)を味方につける!
お休みの日に部屋掃除をしようと思うと、なかなかやる気がわかずに結局掃除機をかけなかった・・・。
そんな経験ってありませんか?
でも、いざ掃除をはじめると気づけば気持ちが盛り上がって終わってた。
先程のベビーステップと重なりますが、人には作業をはじめているうちに自然とやる気が出てくるようにできています。
このことは脳内物質(神経伝達物質)であるアセチルコリンが分泌されることで説明できるそうです。
つまり、やる気ホルモンですね。
大事なのはやる気がでるまで待つのではなく、やっているうちにやる気スイッチがオンになる。
これが、私達の脳で実際に起きていることなんです。
ですので、やる気が出なくなったときほど小さなステップです!
3)「しなきゃ」ではなく「する」 と現在形に置き換える
次のテクニックは、頭の中でどう思うか。
実は、先送りする人の頭の中では、先送り当初は、
「・・・しなきゃ」
と思ってしまいます。
ですが、これが危険だそうです。
それに対してのこたえは、
「・・・する」
と口に出すことです。
「・・・しなきゃ」と思うと脳の中では混乱します。
例えば「ちゃんと掃除をしなきゃ」「しっかりと掃除をしなきゃ」と思ったとします。
そうすると、脳の中では無意識ですが、
「ちゃんと」ってどういう意味?
「いつまでに?」と混乱します。
ですが、「掃除をする」と現在形にするとどうでしょう?
なんか掃除をするように、掃除機に手が行きそうな感じがしませんでしたか?
これは、脳の中で「しなきゃ」とか「ちゃんと」という言葉の主体が誰なのかが理解できないためと言われています。
一方で現在形で「する」としてしまうと、脳と体が一致してスグに行動につながるのです。
4)回数を同じにする(禁酒・禁煙)
最後のテクニックはどちらかというと何かに手を付ける話ではなく、
何かをやめたいと思ったときのテクニックです。ですので、タバコや酒、ギャンブルなど自分にとって
悪習と思うものをやめることを先送りしている人に使えます。
実は、人は「今日やったことは明日も同じことをする」と思うようにできています。
これをうまく活用して、急にやめるのではなく、やる回数を決めてしまうのです。
例えば、毎日10本のタバコを吸っている人が禁煙をしたいと思っているとしましょう。
タバコをゼロにするのは難しくても、3本に落とせばどうでしょう。
これだけでも、かなり大きな改善ですよね。
ゼロにしようとして結局先送りするより、遥かにマシです。
この方法が良いのは、「明日からちゃんとする」という言い訳をしにくくなるからです。
同じように私のポテトチップも、やめよう、じゃなくて、「週末に半袋」と決めればやらないやなないと
プレッシャーが減って、実際の食べる量もゼロではないですが減るので、体にも良いですよね。
まとめ:ちょっとしたテクニックで人生充実させよう!
いかがでしたでしょうか?
思ったより小さなことに見えることが、実は、人生では大きな差につながっちゃいます。
実はうまくいっている人の多くは才能ではなくこうした小さなテクニックを知ってるだけ。
あるいは、偶然実践してるだけ。
ということが多いようです。
もし、bに通っている方でこの夏レッスンから少し遠ざかってしまって、
「ちゃんと通わなきゃ」
と思った方がいましたら、こんな風に脳内変換しましょう。
「今週予約を入れる」
これだけで、体が動いて自然とペースが元にもどります。
ありがとうございました!!
PS.
bの学習方法はこうした脳科学的なアプローチをさまざまな観点から取り入れて効率的なお客さまのお手伝いをしています。
そのひとつが「b習慣化メソッド」です。英会話は習慣の学問で続けることさえできれば程度の差こそあれ、必ず一定の成果はあります。
もし、今日のエントリで興味を持った方は、まずは、体験レッスンで雰囲気を見てみてくださいね。
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