人の記憶は1日で74%を忘れてしまう。
だったら、どうすれば英語をモノにできるの??
こんにちは!
b わたしの英会話です!!
https://www.b-cafe.net/
パソコンやスマフォを使う時間が増えていますよね。
ところで、パソコンやスマフォって使う時間が増えると熱くなりますよね。私のパソコンは熱くなるとファンがフル回転していて、寒いときは暖房代わりになるくらいです(笑)。
その熱ですが、熱くなるほど処理スピードが落ちるそうです。
なぜなら人間の脳の部分にあたるCPUは熱に弱いから・・・。
ちなみに人間の脳みそってパソコンに置き換えるとすごい性能だそうです。
わかりやすく、パソコン換算で見てみると・・・・ハードディスク容量は4テラバイトとか・・・。
(学者さんによっては、「いや、もっとすごくて数百テラバイト!」という人も)
私達の使ってるスマフォの容量って64ギガとか128ギガ、256ギガなので、
もし4テラバイトとしても31倍以上、ひょっとすると、その遥かにすごい量の情報を扱えるのです!
そしてその複雑な脳のエネルギーは電気ではなくブドウ糖・・・。
つまり、ご飯さえ食べていればちゃんと動いてくれるんだと考えるととってもありがたいですね。
ハイスペックな脳・・・。その弱点は・・・?
ところが、そんなスゴイはずの脳。
スゴイはずなのに、なんでこんなこともできないのだろう?
と思うこともあります。
その代表例が記憶です。
何故か、昨日の昼食何を食べたっけ?
ハサミを取りに隣の部屋に行ったはずが何を取りに行ったか忘れてしまった・・・。
なんて思ってしまうことはありませんか?
なぜなら、人間の脳というのはどんどん忘れるようにできているからだそうです。
特に自分の生存に直接の関係が薄いことなどはすぐに忘れちゃうそうです。
すぐ忘れてしまう脳
これを英語学習に当てはめてみましょう。
英語があるとその人の人生、キャリア、さまざまな点で大きく変わる可能性があります。
ですが、人間の脳の進化自体は私達がアフリカのサバンナにいた数百万年前と今の脳は同じなんです。
つまり、多言語を操れることやプログラミングができることは想定してないんです。
このことを英語学習に当てはめてみましょう。
新しく出会った英単語や表現を覚えていることに大事な脳のスペースを使うより(本能では)他の生存に関わることに
記憶の容量を充てようと思いますよね。
また、脳は4テラバイトの容量があるといっても、
脳にすべての情報を置いておくわけにはいきません。
使わない情報(記憶)というのは、リストラされてしまうわけです。
そう。忘れるということは生存の上で必要なスキルでもあるのです。
そこで、基本、生存に大事な記憶であると判断されない記憶の多くはあっという間に忘れてしまうのです。
このことは、エビングハウスという学者が提唱した「エビングハウスの忘却曲線」が実証しています。
エビングハウスの忘却曲線とは
エビングハウスの忘却曲線によれば、人は、
20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。
1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。
1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。
1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。
1ヶ月後には、79%を忘却し、21%を覚えていた。
wikipediaより
と、とにかくすぐに忘れてしまう生き物なんだそうです。
忘れないようにするための方法
しかし、かくも忘れやすく作られた人間の脳ですが
忘れないようにする手っ取り早い方法があります。
それが、『反復』なんです。
人間の脳は、同じ情報を反復して下記のいずれかのことを行うと、
「あっ、これは脳にとどめておかないといけない情報なんだ!」
と、認識して、それを記憶にとどめようとしてくれます。
・ 手で何度も「書く」
・ 耳で何度も「聞く」
・ 目で何度も「読む」
テレビなんかで、何度も見るCMをいつの間にか
歌も含めて気づかないうちに覚えてしまっていることがありますよね。
これは、エビングハウス効果を逆手にとった方法なんです。
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もし、英語学習でもこのことを理解して学習している人と、
ただただ、教科書を読むだけだったり、クラスに参加するだけの人は
結果が全く違ってきます。
それを防ぐためにも、
・ 手で何度も「書く」
・ 耳で何度も「聞く」
・ 目で何度も「読む」
を繰り返すことが上達の秘訣なんですね。
脳科学的にはこの何度も繰り返すことによるプロセスをニューロン結合というそうです。
反復することを通じて、ニューロンという神経細胞に記憶が刷り込まれていくイメージです。
ちなみに、ここで今日の本題とも関係のある年齢との関係。
ニューロン結合自体は、実は、死ぬまでずーっと続くそうです。しかも、パソコンの記憶と違って様々な過去の記憶や知識との連携ができるのは人間の脳ならではの強みで、これは、人生経験豊富な大人の方が有利。
一般的には若いうちに語学は勉強したほうが良いと言われていますがこと、記憶との付き合い方を考えると年の功もあるみたいですよ!
私たちbに通うお客さまでも上達の早い方の共通点はノートを持ち歩いている(書いている)。
あるいは、レッスン・レコードに多くの書き込みがあります。つまり、レッスンも大事ですがレッスン後も大事にしているんですね!
それでは!!
PS.
bの学習方法はこのエビングハウスの忘却曲線が起きないようにした
学習法を採用しています。
その一つが、「レッスン・レコード」。
毎回レッスン後にお渡ししている、ひとりひとりのお客様のための秘密学習帳のことを、
レッスン・レコードと呼んでいます。
これを活用した復習をすることで、学んだフレーズや単語の脳への定着率は劇的に高まります。
レッスン・レコードは、体験レッスンを受けた方にはすべてお渡ししています。
どんなものなのか、見てみたい方は一度、体験レッスンで見てみてくださいね。
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