皆さんこんにちは!
コンシェルジュ・デスクAmです。
https://www.b-cafe.net/welcome/2017/August/
このお盆いかがお過ごしですか?
西日本以西では台風、関東も時々ゲリラ豪雨に要注意ということでした。
ちなみに英語では、ゲリラ豪雨のことを”Guerrira rain”ではなく、”torrential rain”というそうです。
覚えにくいときは“shower”とか”heavy rain shower”でも大丈夫だそうです!
「ゲリラ豪雨もびっくりのシャワー」と憶えたら忘れませんね。
さて、実はこの語呂合わせが今日のテーマの一つです。
こちらの恋と仕事に効く英語をお読みの方の平均年齢って多分30代〜40代、
中には50代以上の方もいらっしゃると思います。
英語を勉強するにも、
・ 学生の頃みたいに暗記力もないし
とか、
・ 昔から英単語覚えるの苦手だったから今更・・・
なんて思う人も多いでしょう。
でも、ご安心を!!
近年の研究で決して記憶力については子供のほうが有利とは限らないことがわかってきたそうです。
どちらかと言うと、得意な記憶の種類が子供と大人では異なると思ったらよいでしょう。
“大人には大人の戦い方がある”ことがわかれば安心します!
そこで、今日は、記憶についてまとめてみました。
英単語や構文を覚えるときにも使えますので要チェックですよ!
★どうやって記憶はされるの? ★
まず、かんたんに「記憶」ってどうされているのかについて。
脳には、ニューロンと呼ばれる細胞があって信号を交換しあってるそうです。学生時代、言葉だけはきいた記憶がありますね(笑)。
別に脳科学のクラスじゃないので詳しく知る必要はないのでご安心ください。
「ニューロン」と「記憶」の関係は道路?
ニューロンは脳にある”海馬”(かいば)というところで主に生成されるそうです。
海馬はタツノオトシゴのような形をした部分で、記憶に大きく関わっている部分だそうですよ!
記憶のメカニズムは道路と似ているそうです。
道路は人の往来の多い道路は舗装もしっかりされていて歩きやすいですね。
一方で、あまり人の歩かない田舎道路は舗装もされてなくて歩きにくいです。
こんな感じです。
右のような舗装されていない通りも、なんども、人が歩くうちに左のように道路のようになっていきます。
ニューロンはこの道路のようなもの。
私達が新しい情報を学ぶと、脳はまず、小さな道路を作ります。
例えば、先程のゲリラ豪雨=showerについても同じです。
きっと、はじめたそのことを知ったときには「へぇ〜、そうなんだ」くらいだと思います。
これが小さな道路です。
小さな道路は使う機会も少ないので記憶としてはおぼろげです。
ですが、その道路(単語)を使う回数が多くなればなるほど、脳では、
「あれ、この道路は高速道路にしたほうがいいのかな」
と考えます。
そうして、道路(ニューロン)の整備を進めていきます。
英単語などでも考えなくても出てくるものはこの道路整備がしっかりとできたものですね。
一方、せっかく学んだあと、使うことがないと「この道路は必要ないのかな」ということで整備は止まってしまいます。このことを脳科学的には「忘れる」と言うそうです。
★2つの種類の記憶★
子供が外国の国の首都や電車からゲームの登場キャラなど
妙に詳しいことってありますよね。
子供はすぐに暗記できてしまってうらやましい!
今は変わりましたが、かつてスリランカの首都は
スリジャヤワルダナプラコッテでした。
あるいは、円周率を3.14159265359・・・・・。
こうした覚えにくい情報を延々と言える人が中にはいます。
こうした文字情報の記憶は一般的に「陳述記憶」などと呼ばれるそうです。
あるいは、
陳述記憶は記号として文字や画像を視覚や聴覚で捉えたものをそのまま脳にコピペする方法です。
ポケモンのモンスターやモンスターの変身後の名前を全部覚えている子供がいますが、これも記憶です。
確かに、機械記憶の戦い方に関しては子供の方が大人より有利です。
一方で、お年寄りの方が異常なくらいに物覚えが良いこともあります。
私の義父は80歳近くになる方なのですが、先日、日本橋の話をしていたら、
数十年前に通っていたお店の料理からすべて覚えていて話が止まりません。
しかも、道を手書きで書いて近所のお店を全部言い出してそれぞれのお店の特徴を話し始めます。
大変でした(笑)。
こうした記憶法は「連合記憶」と呼ばれています。
その名の通り、何かと何かをつなげて連想します。
人間は子供から大人になるに従って、私たちは知識量が圧倒的に増えていきます。
子供の頃は真っ白のキャンバスですから、まずは、機械記憶(陳述記憶)でコピペして覚えていかざるを得ません。
そのために、脳もこの機械記憶に協力的です。
ですが、機械記憶は単純な記憶方法で脳のエネルギー消費が非常に多いそうです。
つまり、他の体の筋肉や臓器を維持するカロリーを犠牲にしながら脳にエネルギーを割いているのですね。
そこで、大人になって一定の知識がある状態になるに従い、実は私達の脳はエネルギー消費の多すぎる機械記憶主体からより効率的でエネルギー節約モードの連合記憶主体に切り替わっています。
先程のゲリラ豪雨=showerと覚えるのも単純に単語で覚えるよりも、
「ゲリラ豪雨もびっくりのシャワー」と語呂合わせで覚えておくと忘れないのはそのためですね。
★これなら大変じゃない!大人の記憶のコツ★
なのに、私たちはそうした体の事情を知らず知らずのうちに子供を羨んで
「もっと若いときに英語を勉強しておけばよかった」
bのお客様の中にも、
「自分の子供(孫)のほうが英会話が上手で悔しい」
なんておっしゃられる方も多くいらっしゃいます。
ですが、ご安心を。
大人はこの連合記憶や非陳述記憶をうまく使っていくことで、ニューロンを活性化させて
忘れずにすることが子供よりも有利です。なぜなら、連想させる知識の量が大人の方が子供より圧倒的に有利だからです。
ちなみに、これら非陳述記憶は運動性記憶とも言われます。運動性、というところがポイントです。確かに「読む」「聞く」というのはインプットですが、「話す」「書く」という行為はアウトプット。つまり、体を動かします。
体を動かすと人は筋肉を動かしますよね。
この時、書くこと、話すことを通じてそのアウトプットは小脳を経て、海馬を経由し、そして、大脳連合に知識が蓄積されます。
実は、これ、運動を覚えるときと同じなんです。
子供の頃学んだ球技や自転車の乗り方って、大人になっても忘れないですよね。
小脳は運動と密接に関係する脳の部位で、実は、記憶でも書くこと、話すことを通じて使えば神経回路を多く使うことになり、忘れにくい記憶になります。
こう考えると、大人になってからの記憶ほど手と口をたくさん使うと記憶として残りやすく、
そして、過去の知識と結びつく(連合する)のでより忘れない記憶にすることができるのです。
英会話は運動、という意見もあるくらいですので、
あまり学問と思って小難し考えず、まず、手と口を動かすのが良さそうですね!
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