こんにちはAllyです!
「秋になるともの悲しくなる」・・・そんな季節ですね。
日照時間の減少がひとつの要因みたいですよ。
日光を浴びる機会が少なくなると、気持ちを安定させる
脳内物質「セロトニン」の分泌が低下します。すると、憂鬱を引き起こすそうです。
お天気の日はお散歩したりして、ホルモンを味方につけなきゃですね!
さてさて、本日の「恋と仕事に効く英語」は、こちらも少しメランコリーな
「The Little Prince (星の王子さま)」からのフレーズです。
フランスの作家サン=テグジュペリの名作、アメリカでは1943年に出版され、
世界250カ国以上の国で今なお愛され続けています。
星の王子さま(英語版)のフレーズ
こちらは本文中の有名な一節
What is essential is invisible to the eye.
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは目に見えないんだよ。」
bの銀座スクールのレッスンブースにもディスプレイされているこの絵本、
かわいらしい挿絵で子供向けの本のように見えますが、実は哲学的な表現が多く、
大人が読んでも考えさせられる奥深い物語です!
英語訳は本によって異なりますので、そちらもあわせて注目してみてください。
(ちなみに今日こちらでご紹介しているのはKatherine Woods訳によるものです。)
では「星の王子さま」の英語版から、使える英語表現を学んじゃいましょう☆
本日ご紹介する表現はこちら。
物語は主人公が6歳のときに描いた絵の話から始まります。
自分の絵を大人たちが間違った解釈をすることにうんざりした
少年のことが次のよう書かれています。
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
That is why, at the age of six, I gave up what might have been a magnificent career as a painter.
だから私は6歳の時に、画家として得るはずだった華々しいキャリアを諦めたのです。
gave(give) up = 諦める
magnificent = 壮大な、気高い
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
まず文章の初めにくる “that is why” これは日本語の「だから」という
接続語に近い表現です。
つまり、この文章の前に理由となる文章があり、「だから~だった」という
結果となる文章が後から続きます。
例)I left home late. That is why I needed to run to the station.
家を出たのが遅かった。だから私は駅まで走らなければならなかったのです。
口語ではよく that’s why と短縮形で言います。
ちなみに理由を述べるときによく使われるbecause(=なぜなら)を使う場合にはbecause以下が理由となります。
例)I needed to run to the station because I left home late.
私は駅まで走らなければならなかった。なぜなら家を出たのが遅かったからです。
次に、give(=与える) は不規則動詞ですね。現在形 give、過去形 gave、
過去分詞形 givenと変化するのでgave は過去形です。
I gave up what ~、 このwhat は関係代名詞です。what以下の文章を指して
「~のこと」と訳すことができます。
例) He forgot what I said.
彼は私が言ったことを忘れた。
例) I was impressed by what I saw in the movie.
私はその映画で見たことに感動した。
forgot(forget) = 忘れる
be impressed = 感動する
続いて 主語+might + have +been の表現。
これは実現しなかった過去について振り返り、「~だったかもしれなかった」と
表したい時に使えます。
beenは be の過去分詞形ですから、状態を表し、動作を表したいときは一般動詞の
過去分詞形をbeenに置き換えればOKです。
例)I might have been busier if I took that job.
もしあの仕事をしていたら、私はもっと忙しかったかもしれなかった。
例)I might have done better if I studied hard for the test.
もしそのテストのために頑張って勉強していたら、もっとよくできたかもしれなかった。
主語が自分の場合は、実現しなかった過去について表す表現となりますが、
主語が第3者の場合は、結果が不確かなことについても表すことができます。
例) He might have been discouraged by my comments.
彼は私のコメントに落胆したかもしれなかった。
discourage = 落胆させる、がっかりさせる
例) She might have done her homework, but I couldn’t find out for sure.
彼女は宿題を終えたかもしれないけれど、私は確かめることができなかった。
find out = 探り出す
for sure = 確かに(な)
いかがでしたか?
日常で使える英語表現って、本の中からもたくさん学べちゃいますよね☆
気になる表現や質問・疑問は、どんどんレッスンパートナーに聞いてみてください!
そして、ぜひ皆さんも読書の秋を英語で楽しんでみてくださいね♪
Ally
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