●o。.○o。 ☆ あのことわざは英語で何ていうのだろう!? ☆ 。o○.。o●
みなさん、こんにちは!
Yamolynn です!
夏休みのご予定は決まりましたか?
普段なかなか自分を鍛える時間もなく、休みの日はついダラダラしてしまう…
そんな自分をこの夏こそは変えたいのです。
目標は富士山登頂!ですが、他にも日本にはたくさん魅力的な山があるので、色んな景色を楽しめたらいいなーなんて思っています。
さてさて、今日のテーマは『あのことわざは英語で何ていうのだろう!?』です。
先日、とあるお客さまのレッスンでことわざについて話しているのが聞こえてきて、これは面白いなーと思い、ぜひ皆さんにも紹介したいと思いました。
『ことわざ』を英語訳すると“byword”“saying”“proverb”など色々な言い方があります。
日本のことわざが日本人の生活や文化、歴史に基づいているものが多いように、英語のことわざも英語圏の人々の暮らしと深くつながっています。
つまり、ことわざを勉強するとその背景にある人々の暮らしもよく見えてくるのです。
今日は日本語では皆さんよく知っていることわざでも、英語にするとイメージが全然異なるものを幾つかご紹介してみたいと思います。
英語であのことわざは・・・!?
・Even Homer sometimes nods.(サルも木から落ちる)
“Homer”は古代ギリシャの有名な詩人、ホメロスのことです。“nod”はうたた寝をすること。
直訳すると『ホメロスのような偉大な詩人でさえ、ときどき居眠りをする』。
ホメロスの詩では、死んだはずの人間が再度登場したり、色々と辻褄の合わないことが起こるため「居眠りしながら書いたんじゃないの?」などと言われるようになり、このようなことわざが生まれたそうです。
・A book that remains shut is but a block.(宝の持ち腐れ)
“remain ~”で『~のままである』の意、つまり“a book remains shut”で『閉じたままにしている本』となります。ここでの“but”は『単に』という副詞的な意味合いで用いられています。
『閉じたままにしている本は単に塊でしかない』と訳せます。本の中には沢山の知識が詰まっており、それを昔の人は宝と思っていたのですね。
・To dig a well to put out a house on fire.(あとの祭り)
日本語を直訳すると“After festival”なんて言ってしまいそうですが、残念ながら間違いです。
“to dig a well”で『井戸を掘ること』。“to put out a house on fire”で『家の火事を消すため』になります。To不定詞が2つ出てくるので混乱しそうですが、落ち着いて考えてみれば簡単です。
井戸を掘るのには長い時間がかかりますから、火事を消すのにはもう意味ないよー!といったニュアンスです。
・Let sleeping dogs lie.(触らぬ神に祟りなし)
“let A ~”で『Aに~させてやる』といった意味です。例えば“Let me see !”は『それ見せて!』という意味で、日常でも良く使えるフレーズなので、覚えておくと便利です。
この場合は『寝ている犬をそのまま横にしておいてやる』という風にとらえられます。神さまと寝ている犬とでは大分ニュアンスが違いますが、どちらもそっとしておくに越したことはありません。
・Fortune comes in by a merry gate.(笑う門には福来る)
“merry”は“Merry Christmas”の“merry”です。楽しく陽気な様子、お祭りなどでウキウキしている様子のことを表しています。“Fortune”は幸運。
笑顔が幸せを呼ぶというのは万国共通のようですね!
いかがでしたでしょうか?ことわざから連想して新しい単語を覚えるというのも面白いと思いますので、ぜひ試してみてくださいね!
ではまた次回!
Yamolynn
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