浅草駅までは北へ500mの距離にある田原町駅。この付近は、浅草寺の田畑であったことから「田原町」という名前がついたといわれています。また、農業の副業として浅草紙を漉していたので、紙漉町との俗称もあったそうです。
田原町駅周辺には、低・中層ビルが密集する中に東本願寺を筆頭とする寺院が多く存在しています。いつも観光客でにぎやかなイメージの浅草とは違い、東本願寺を中心とする静かな浅草です。国内最大級の店舗数を誇る仏具の専門店街が広がり、伝統を受け継ぐ江戸の職人たちがその技を守り続けている歴史ある街です。
また、田原町といえば大正時代から続く「かっぱ橋道具街」が有名です。問屋街として発展した合羽橋には、プロからアマチュアまで使える様々な調理道具や食器が手に入るお店が約170店舗も立ち並んでいます。通りを歩くだけでもお買い得品や珍しい商品が目白押しで、自分のお気に入りの包丁やお皿など、お気に入りの1点を見つければ、料理も楽しくなることでしょう。そのほかには、食品サンプル作りも楽しめそうです。銀座線で日本橋からは7駅目ですが、所要時間は12分という近い場所にあります。日本橋でのマンツーマンの英会話レッスンを受けたあとは、お友達と田原町駅まで足を伸ばしてみるのはいかがでしょうか?