三田駅には、都営浅草線と都営三田線が通っています。三田駅といえば慶應義塾大学があることが有名ですが、それ以外にも歴史的名所が多く残っています。日本橋から地下鉄で9分の距離にある三田駅をご紹介いたします。
まず、三田1丁目の三田国際ビルディング辺りは競馬の「有馬記念」が誕生した江戸時代の久留米藩有馬家上屋敷跡地エリアです。また、この近くには「ツナの手引き坂(つなのてびきざか)」という坂があります。この「綱」とは、平安時代に足柄山の金太郎と共に、源氏の四天王の一人といわれた武将「渡辺綱」のことです。この渡辺綱が初めて“渡辺”を名乗り、現在の「渡辺」という苗字が広まっていったといわれています。綱の手引坂を下ると「綱坂」があり、その交差する場所には「綱町三井倶楽部」があります。ここは島津氏の日向佐土原藩の上屋敷跡には三井グループ関係者のクラブが建てられています。
慶應義塾大学周辺には、「学問のすゝめ」という最中がある「御菓子司文銭堂本舗(おかししぶんせんどうほんぽ)」という昭和23年から続く和菓子屋があります。毎朝、新橋の工場で職人の人たちがひとつひとつ心を込めて作られている和菓子は、できたてでおいしさも格別です。近くに訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
慶応大学がある一方で、大人向けの英会話教室はあまりないエリアです。
仕事などで、都営浅草線を使っている人は、もし、英会話教室探しにこだわるなら日本橋方面に来る場合は、このあたりで探すのも良いでしょう。