It’s not stress that kills us, it is our reaction to it.
(Hans Selye)
ストレスが私たちを殺すのではなく、ストレスへの反応が私たちを殺す(かもしれない)のだ。
(ハンス・セリエ:カナダの生理学者)
セリエはカナダの生理学者でストレス研究の第一人者です。
今、私たちが当たり前のように使う「ストレス」という言葉はもともとは物理学の世界で使われている用語でしたがセリエの研究を元に人間や動物など生理学の分野に応用され研究が進むようになりました。
そんなセリエの今日の言葉。
コロナ鬱なんて言葉まで出てくるこの時代、ストレスと感じる外部環境は自分たちの周囲に数多くあるものです。
しかし、実際の研究でもストレスを体に悪いものと受け取る人と、そうではなく、時と場合によっては自分の成長や変化に役立つものと受け取る人では平均寿命で大きな差があったそうです。
私たちの周りにはストレスになりうるものがたくさんありますが、それが悪いものと解釈するか、そうではなく、役立つものであると解釈するかは私たちが選ぶことができます。
ストレスも時と場合によっては味方になりうるという心強い言葉ですね。
それでは、今週も良い一週間をお過ごしください!