I am not what happened to me, I am what I choose to become. (Carl Gustav Jung)
私という人間は、自分に日々何に起きたか(与えられたかという出来事)によって創られた存在ではない。私という人間は、自分自身の意志で選択して築きあげられたものである。(カール・グスタフ・ユング/心理学者)
カール・ユングについて
ユングといえば、フロイトと並ぶ心理学者・・・・。
でも、名前くらいしか知らない人がほとんどだと思います。
ユング心理学は分析心理学と呼ばれるそうです。
個人の意識、無意識の分析を行い、当時不治の病とされた分裂病(統合失調症)の解明と治療に一定の光明をもたらしたそうです。
心理学は奥が深くあまり軽く意見は言いにくそうですが、
そんなユングの言葉を今日は紹介します。
★文法解説★
・ I am not what happened to me. I(私)は私に起きたことによって成り立っているのではない
すこし、意訳となりますが「私という人間は、自分に日々何に起きたか(与えられたかという出来事)によって創られた存在ではない。」とさせて
いただきました。それは、後半の文章との対比をわかりやすくするためです。
・ I am what I choose to become. I(私)は私がこうなろうと選んだチョイスによって成り立っているのである
後半の文章です。
こちらは意訳として「私という人間は、自分自身の意志で選択して築きあげられたものである。」としました。
誰か他人だったり、外部環境によって自分が形成されるのではなく、意識・無意識は別として
一つ一つの判断を自分の選択してきた結果が今の自分である、ということを言いたかったのかなぁと思います。
一般的にはこれは統制の所在(Locus of Control)と呼ばれているそうです。
何かが起きた時、その出来事の理由を外部に持ってくると外部要因思考。
自分自身に統制の所在を持ってくるのが内部要因思考、というそうです。そして、統制の所在が内部にあるほど
人は自分で自分をコントロールできていると思うのでストレスが減るそうです。
電車に乗り遅れた時に
・ ちぇ、車掌さんそんなに忙しくて待ってくれてもいいのに。あの人のせいで打ち合わせに遅れる。
と思ってしまうと、統制の所在は外部(=車掌さん)になっちゃうので、ストレスが溜まります(笑)。
逆に、
・ あの車掌さんのお仕事は定刻通り発車すること。これからはちょっと時間に余裕を持って出るようにしよう!
と思えば、統制の所在は内部(=自分)なので、解決策も考えられるし前向きになります。
自分のひとつひとつの選択があって今の自分があると思えば、自分のなりたい姿をイメージした時
解決する主人公も常に自分ですからどうすれば解決するかも考えられますね!
【読んでみよう!】
■ 英語学習に効く!5つの名著
今年こそ英会話を始めよう!と思ってたけど、はじめられなかったとき外部に理由を持ってくるとすると
「忙しいから・・・・」と言っちゃいそうですね。
一方で、「自分の選択として1月は仕事を頑張った。でも、2月から頑張ろう!」と自分主体で考えれば
前向きに言い訳を言わずにすみますよね(笑)。
それでは、良い1週間を!
↓↓今回のエントリが参考になったなと思ったら是非、コメントか「いいね!」をお願いしますね!↓↓
★関連エントリ ★
新年!今年こそ話せない私にさよなら!
https://www.b-cafe.net/booking/
こんなシーンが思い当たる方は要注意!
https://www.b-cafe.net/sp/b-manga-lp/
コース内容及び料金イメージはこちらからダウンロードが可能です