この記事をご覧になっているあなたはこんな悩みをお持ちではないでしょうか?
- 独学を頑張っているのになかなか英会話力が上達しない。
- 英会話スクールに通っているのに全然上達しない。
- 英会話やってみたいけど本当に上達するのか不安で手が出せない。
英会話が上達しないと悩んでる人
なかなか英会話が上達しない方には、共通点があります。
それがわかれば「どうすれば英会話が上達するのか?」が見えてきます!
Namigo
アメリカ留学、カナダワーホリ、英会話スクール通い、カフェ英会話通い、などの様々な経験を活かして、英会話上達法を伝授します☆
この記事では「英会話が上達しない」と悩んでいる人に、様々なお客さまをサポートしてきた経験を踏まえて英会話を挫折してしまう人のパターンを理解しつつ、英会話の上達法や勉強法をまとめていきます。
英会話が上達する人に共通する5つのポイントとは?
早速ですが、まずはどういう人がグングンと英会話上達しているか知りたくありませんか?
実は意外とシンプルで、下記のことができている人たちです。
- アウトプットの練習が大切なことをわかっている
- 間違いを恐れずに、羞恥心を捨てて練習している
- 定期的に英語で会話する機会を作っている
- 英会話上達のために文法が大切なことをわかっている
- 単語や表現を覚えたら繰り返し使う意識をできている
当たり前のように聞こえて、実践できている人は少ないのではないでしょうか?
次に英会話を途中で挫折してしまって上達できない人にはどんな共通点があるのかを細かくお教えします。
英会話が上達できる人・上達できない人、のそれぞれの共通点を知ることで、上達するためのオススメ学習法が具体的に見えてきますよ!
英会話上達しない人の7つの特徴
今まで、あなたはどのような方法で英会話上達を目指してきましたか?
これから紹介する5点のポイントに当てはまっている人は、その方法を続けても英会話の上達が難しいかもしれませんので、チェックしてみてくださいね。
英会話が上達しない人1:インプットばかりで、アウトプットができていない
英会話学習を挫折したことがある人は、こんな学習法や勉強法を使っていませんか?
- 参考書を使って文法を勉強する
- 単語帳を使って単語の暗記する
- Youtubeの英会話習得チャンネルを見る
- 海外の映画、ドラマ、ラジオを英語で視聴する
そもそも「英会話」というのは「会話力」を上達させることが大切なポイントとなります。
「会話力」を上達させるためには「会話の練習」つまり「アウトプットの練習」が欠かせません。
しかし上記でご紹介した学習法の『暗記する』『聴く』『観る』はすべて知識を脳に取り込む「インプット」であり、アウトプットができていません。
インプットの学習法で得られるスキルは、せいぜい「読む力」「聞く力」のみに偏ってしまいます。
ですので「言葉を発する力」=「会話力」は身につかないのです。
※なお、ここでいうインプットは第二言語習得論で言われるインプット学習とは別です。
インプット学習自体は、言語習得において非常に重要な学習法で、一般的に、オーバーラッピング、シャドーイングなどの学習法をいいます。
英会話が上達しない人2:一度暗記しただけで満足し、いざという時に思い出せない
学生時代から今までたくさん暗記してきた単語や文法、フレーズなどをすべて脳に記憶しておくことができるのであれば、今頃はすでにハイレベルな知識が身についているはずですよね。
ですが人間はどうしても一定の期間がたつと簡単に学習したことを忘れてしまいます。
覚えたことを脳に留めるには反復学習が重要になりますが、よくある失敗としては「一度暗記したからOK」と満足して反復学習を怠り、いざという時に全く思い出せない、というパターンです。
「エビングハウスの忘却曲線」という言葉を知っていますでしょうか?
これは「時間と共にどれだけ忘れるか?」を示しており、こちらのようになっています。
・1時間後には56%忘れる
・9時間後には64%忘れる
・1日後には67%忘れる
・2日後には72%忘れる
・6日後には75%忘れる
・31日後には79%忘れる
この「エビングハウスの忘却曲線」からもわかるように、人間は忘れてしまう生き物ですので、反復して覚えていくことが大切ということが分かりますね!
英会話が上達しない人3:上達を実感できる機会がない
「英会話力上達したなぁ!」と実感できたら「もっと頑張ろう!」とモチベーションも上がりますよね。
海外旅行で言いたいことが伝わったとき、外国人に道を聞かれて上手く答えられたとき、仕事中うまく電話対応ができたとき、などなど、上達を実感できる瞬間は人それぞれだと思いますが、これらに共通して言えることは、
「実際に英語をうまく使えたことで上達を実感!」
というところです。
どんなにたくさん単語やフレーズを覚えても、それらを実際に使う場がなければ「上達を実感」することは難しいでしょう。
しかし、そういった場面はそんなにあるわけではないので、上達しているのかどうかわからないままモチベーションを失ってしまうことが多いのです。
英会話が上達しない人4:英会話に文法は必要ないと思い込んでいる
英会話上達したいと思っている人の話を伺うと、このように思っている人が時々います。
- とりあえず簡単な英語が話せるようになりたいだけなので文法の勉強は必要ない
- フレーズを覚えてしまえば文法は必要ない
- 文法がわからなくても会話の練習をすれば英会話力は身につく
これらは全て思い違いで、英会話が上達しない原因となります。
確かに文法という言葉を聞くと学校で習う座学のようなイメージですが、実は英会話上達にとても重要です。
単語を適当に繋げて会話ができるわけではなく、言いたいことを伝えるときには文法に沿って単語を並べることが必須になります。
またフレーズを覚えるのも一つの手ですが、覚えられる数に限界があり、忘れたらそれまでです。
文法がわかっていれば、フレーズを忘れてしまっても伝えたいことを臨機応変に伝えることができます。
英会話が上達しない人5:自分の目的のシチュエーションでしか練習しない
あなたはなぜ、英会話上達したいのでしょうか?
よく聞く目的やシチュエーションは
- 海外旅行で使いたい
- 仕事で電話対応ができるようになりたい
- 海外の義親戚や友達ともっと話せるようになりたい
そして勉強や会話の練習をするときに、
確かに近道に見えますが、これではスキルの幅がかなり狭まりピンポイントでしか使えないため、英会話力上達は難しいです。
そして実際に使おうと思った時に「あれ、私、全然上達してない…」と感じることになります。
英会話が上達しない人6:上達しない期間が長いことに気づいていない
英会話の勉強は「少しやれば少し伸び、たくさんやればその分だけ伸びる」というわけではありません。
英会話の勉強を始めた頃は、勉強しても勉強しても成長を感じられない期間があります。
ただある日「私、英会話できるようになってる!」と成長を実感できるようになります。
これは科学的にも根拠があり、人は「6割以上理解できる話は分かると判断し、6割以下しか理解できない話は分からない」と判断するそうです。
ですので、最初の頃は英語が分からなくて当たり前なのです。
英会話が上達しない人7:いきなり難しい方法を試している
早く力をつけたいから、いきなり難しい勉強方法で試してしまうと挫折してしまいがちです。
英会話を勉強するのであれば、今の自分のレベルに合った方法で勉強していくことが大切となります。
英会話の上達法・勉強法のおすすめをプロが解説
英会話上達できる人・上達しない人のそれぞれの共通点がお分かり頂けたかと思います。
これまでのことを踏まえて、英会話のプロがおすすめの英会話勉強法や学習法をご紹介します。
ここまでお読み頂いた内容も一緒に念頭に置きながら、ご参考にしてみてくださいね。
英会話の勉強法1:アウトプットができる環境を作る
結局のところ、英会話力上達のためにはアウトプット力を上げる必要があります。
そしてアウトプット力を上げるためには、実践で練習するしか方法がありません。
- 海外の友人などと定期的にビデオ通話などでたくさん話す
- 英会話スクールに通って定期的にたくさん話す
- オンライン英会話を使ってたくさん話す
- 日記を英語でつける
- 今日あったことを英語でボイスレコーダーに録音する
アプリの中には、こうしたアウトプットの練習ができるものもありますので試して見る価値があるのではないでしょうか?
同僚のNicoがまとめてくれた「英会話スクールのスタッフが解説!英語上達に役立つアプリとテクニックを伝授します!」の記事では、オススメのアプリとアプリを使った学び方をまとめてくれています。
英会話スクールのスタッフが解説!英語上達に役立つアプリとテクニックを伝授します!英会話の勉強法2:文法力をしっかりスキルアップして表現の幅を広げる
1で紹介したアウトプットの練習のためには、『文法力』が必須になってきますね。
今持っている文法力だけでアウトプットの練習をし続けても、今以上に表現の幅を広げることは難しく上達は難しいです。
文法力アップは英会話力の上達に直結します。
- 文法のテキストを買って独学で勉強する
- 文法解説のYoutube等を見る
- しっかり文法も教えてくれる英会話スクールに通う
ここでの注意点は「独学」や「Youtube」はインプットに偏ってしまうということです。
その一方で、しっかりと文法も教えてくれる英会話スクールに通えば、「文法力アップ」+「実践で会話で使う(アウトプット)」が同時進行でスキルアップできるのでとても効率的ですね。
英会話の勉強法3:とにかく反復練習を意識する
一度覚えた英単語や表現をモノにするためには、反復練習がとても大切です。
覚えただけで使わなければ一瞬にして忘れてしまうので、どんどん繰り返し使うように意識しましょう。
- 覚えた単語や表現を使った例文をたくさん作ってみる
- 覚えた単語や表現を何度も使って日記を書く(その後読み上げる)
- 覚えた単語や表現を繰り返し声に出して読む
- 覚えた単語や表現を実際に会話の中で繰り返し使う
とにかく「繰り返し使う」ことが大切です。
「この単語を使おう」「この表現を使おう」という風に、ターゲットを決めてしつこいくらいに繰り返し使いましょう。
数週間、数か月、と使っていくうちに、気づいたらスラスラ使えるようになっている自分に気がつきます。
そして使いたいときとっさにスッと口から出るようになってきます。
英会話の勉強法4:最終的には英会話スクールで学ぶ
一番手っ取り早い解決策は英会話スクールに通うことです。
英会話スクールの良い点は、目の前にネイティブスピーカーの講師がいて実際に会話の中で使って試すことができることです。
私たちが働くスクール『b わたしの英会話』でも「はじめは独学でやっていたけれども、行き詰まって・・・」ということで、ご入会される方が多くいらっしゃいます。
やはり、目の前に外国人がいて、会話をする中で正しいフレーズを教えてもらえることはスクールならではのメリットです。
私の働く『b わたしの英会話』に通っているお客さまの口コミなどはb わたしの英会話 – 口コミと評判をまとめてみた!(実際のリアルの声)のページでもまとめられていますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。
b わたしの英会話 – 口コミと評判をまとめてみた!(実際のリアルの声)特に、英会話スクールを探すときにポイントとなるのは
- インプットで学んだことをアウトプットにする練習ができる場であること
- 間違えた場合それを目の前で直してくれること
- 直してくれた単語、フレーズを履歴として残してくれること
- 次のレッスンでしっかりと使いこなせるようになっているかをチェックしてくれること
という点です。
私達のスクールでは、学んだ単語やフレーズは外国人講師が目の前でお客さまのシステムに登録してくれます。
登録された単語やフレーズは、システムにログインしたらいつでもどこでもみられる『自分だけの英単語・フレーズ集』となってくれますので、これさえ使いこなせるようになれば効率よく英会話を上達するようになりますよ。
もし、どんな感じでレッスンが行われるのか見てみたい人は、下記のリンクから見学を申し込むこともできます。
また、今現在、英会話の上達に悩まれている方はエーコのまとめてくれた「英会話を上達させたい方必見!おすすめの勉強法5つを紹介!」の記事がおすすめです。
英会話を上達させたい方必見!おすすめの勉強法5つを紹介!まとめ
いかがでしょうか?
「やってもやっても上達しない・・・」と感じるようだと、英会話の勉強法が間違っている可能性が高いです。
上達する人の共通点、上達しない人の共通点、をしっかりと理解して、ご自身の学習に役立ててみてください!
上達できていることを実感できるようになると、モチベーションに繋がってそこから更にみるみる上達することでしょう。
正しい上達法あってこその英会話上達なんです。
今から始めておけば、1年後に振り返った時に「1年前より上達してる!頑張って良かった!」と思えること間違いなしです☆
また別記事の「英語脳とは?大人でもできる英語脳の作り方・切り替え方法をわかりやすく解説」で、英語脳の作り方について解説しています。
英語脳が鍛えられると、英会話力の上達スピードが格段に上がりますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
英語脳とは?大人でもできる英語脳の作り方・切り替え方法をわかりやすく解説
Namigo