こんにちは。ゴン太です。英会話頑張ってますか?
昨年のワールドカップ敗退後、惜しまれながらも代表引退宣言をし第一線を退いた、言わずと知れた日本サッカー界のスーパースター・本田圭佑選手。イタリア一部リーグACミランの10番を背負ってプレーした姿が印象に強い本田選手ですが、現在はプロ生活で6か国目となるオーストラリアリーグのメルボルン・ビクトリーで中心メンバーとしてプレイしています。
ゴン太
今日は一流サッカー選手の顔と経営者としての顔を持つ本田選手の英語力と勉強法をお伝えしていきます。
本田圭佑 – 経歴について
まずは彼の経歴についてみていきましょう
・1986年6月13日生
・大阪府摂津市出身
・182㎝ 79㎏
クラブ経歴
石川県星稜高校
2005~2007 名古屋グランパスエイト
2008~2009 VVVフェンロ(オランダ)
2010~2013 CSKAモスクワ(ロシア)
2014~2017 ACミラン(イタリア)
2017~2018 CFパチューカ(メキシコ)
2018~ メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)
2018~ カンボジア代表の監督を務める
サッカーの強豪校である星稜高校時代からキャプテンとしてチームをけん引していた本田選手は名古屋グランパスでプロキャリアをスタートさせます。その当時から契約内容に「オファーがあれば海外クラブへの移籍を認める」という条件が含まれていたことからも分かる通り、彼の目標はすでに世界に向かっていました。そしてその3年後、約束通りオファーを受けてオランダリーグ一部へ移籍することとなりました。
その才能はすぐに代表戦でも発揮され、2010年ワールドカップで日本をベスト16へと押し上げ、その後も長年日本代表の中心選手として活躍し、2018年からはカンボジアの代表監督、プレーヤーとしては意外にも本田選手初となる、母国語が英語のオーストラリアへと活躍の場を移しました。
本田圭佑選手の英語力
サッカー生活の中で、ロシアには4年間、イタリアにも4年間住んでいた本田選手ですが、彼自身が語っている通り、ロシア語は全く話せず、同じくイタリアリーグのインテルで長らく活躍した長友佑都選手はイタリア語がネイティブ並みに話せるのと対照的に、本田選手はイタリア語もほぼ話せないといいます。その代わりに彼の海外での活躍を支えたのは英語で、2008年のVVVフェンロ時代からコミュニケーションは英語で行っていました。
2018年からメルボルン・ビクトリーで中心選手としてプレーしている本田選手の試合後の英語でのインタビュー映像があるのでそちらを見てみましょう!
リスニング能力については海外に10年以上住んでいるだけあって、さすがですね!癖が強いといわれているオーストラリアアクセントの質問でもきちんと内容を理解して受け答えしています。
スピーキングについては、海外に長年住んでいる割に…と思った方ももしかしたらいるのではないでしょうか?
本田選手のプレーポジションはFWで攻撃的な役割を任されているので、後ろから指示を出すDFと比べると、「ここにパスをくれ!」などのようなシンプルな英語で十分な場合も多いのです。
しかし、彼自身が言いたいことはインタビュアーにも伝わっています!コミュニケーションをとるには十分でしょう!
発音については、典型的なジャパニーズアクセントだと思います。アクセントはどの国の英語話者は持っているものなので普段は問題ありませんが、日本人が苦手としている“L”と“R”サウンド(「Light」「Right」など)の違いが重要となる場合には少々苦労するでしょう。
- 実際、発音が原因で会見中にハプニングが起こったこともありました。
https://twitter.com/FOXFOOTBALL/status/1093703388024385537
ケガで離脱中の現状について、「自分のことをケアしなければいけない。残念だけど、それが現実であり、事実さ」と述べたつもりだったのですが、最後の「fact」という単語がFワードに聞こえてしまうという珍事が起きてしまいました笑
本田圭佑選手の英語勉強法
シンガポールの英語はその独特な発音と用法から「シングリッシュ」と呼ばれることもあります。実は、本田選手の英語は、「簡単な単語を使った短めの文章をつないで長文にする手法」と「文法を重要視しないブロークンな英語」という2つの特徴があり、時折「ホングリッシュ」と呼ばれるぐらい有名です。しかし英語はきっちり文法通り話さなくても、発音をそこまで気にしなくてもある程度会話はできるものです。プレーヤーとしての活動を重きに置いていた時代は日常会話程度で十分だと考えていた彼も、サッカーだけでなくビジネスパーソンとして活躍することを意識し始めた2018年から、よりレベルの高いレベルでの英会話を目指して本格的に英語の勉強を開始しました。
本田選手はスクールなどに通ってレッスンを受けるのが苦手だったため、きちんとした勉強はしてこなかったがコーチングサービスを使い、現在1日2時間以上の勉強時間を確保しながら英語力に磨きをかけています。
彼が行っている方法は一般的な英会話学習法と一緒です。
例えば「シャドーイング」。これはネイティブスピーカーの音声を聞きながらそれに続いて復唱する方法で、リスニング力を鍛えるのもちろん、同時に復唱によって発音の確認もできるため、英会話勉強法においてはかなり効果的な勉強として知られています。
「口頭英作文」は、日本語を聞いて即座にその日本語を英語に直して声に出す勉強法で、アウトプットと同時に英会話において必要な瞬発力も鍛えられます。
ご覧の通り、彼自身特殊な勉強法は採用しておらず、シンプルだけど毎日決まった時間継続的に勉強することによって自身の英語力を鍛えています。
本田圭佑選手が伝えたいこと
本田選手の英語力に関して言えば、英語がほとんど話せない日本人と比較するととても高いレベルにあることは間違いないです。しかし先ほどご紹介した通り「ホングリッシュ」言われることがあるほどに彼の英語には特徴があることもまた事実です。
日本人は性格的に失敗することを嫌い、恥をかくことを避けようととしてしまいがちです。英語会話の勉強においてもその性格は足を引っ張ってしまい、「文法通りは話せないから」や「発音が完ぺきではないから」といった理由からせっかく英会話ができるチャンスがあるのに、無駄にしてしまうといったこともよく耳にします。
しかし彼は違います。本田選手の場合はきちんと英語の本質を見極めています。
「英語は考えを伝えるためにあるもの」
彼にとっては、英語なんて文法がごちゃごちゃでも、発音がうまくできなくても伝われば何でもいいんです!
「堂々と、臆さずに伝えたいことを話す」
これが日本人に一番足りないものであって、英語力向上には一番必要なことかもしれませんね!
そして、本田選手は非常にメンタルの強い方だと思います。そして常にポジティブです。
記者会見時に、周囲にFワードを発したと誤解を与えてしまった時も、その後に自身のTwitterにて、
「I will study English harder… anyway thank you FOX sports for a great opportunity to improve my English.」(もっと英語を勉強します。それはさておき、このような英語を伸ばす素晴らしい機会を与えてくれたFOXスポーツには感謝です)
とツイート。公の場での失敗も自身の成長の機会ととらえて逆に感謝する。さすが本田選手って感じですね!
英語学習の土台は独学から!
いかがでしたか?
英会話教室やオンライン英会話で自己投資をすることも大事ですが、いずれにせよ、まずは独学で英語を学ぶ習慣を身につけることが大事ですね。
ゴン太
英語独学者必見!できる人はみんな使ってる英語学習ソフト・アプリ
【完全ガイド】英語独学 – 大人になってからのムダのない独学用教材!
有名人には負けられない!おすすめのマンツーマン英会話スクール
それでは、ゴン太がオススメの英会話スクールを紹介させていただきます。こちらのページは企画として、マンツーマン英会話の学校のみとなります。ご留意ください。また、このエントリではb わたしの英会話さんのサイトのスペースをお借りして執筆させていただいていますので、bさんも紹介させていただきます。(グループレッスンや男性サラリーマン向けの英会話スクールは対象外ですので除外しました)。
ビジネスなどに強いオススメの英会話スクール
マンツーマンの英会話スクールとして老舗といえばGabaさんです。私も体験レッスンを受けたこともありますし、ほぼ、都内であれば主要駅にスクールを構えていますので便利でおすすめです。トラベル英会話としても、少しハイレベルなシチュエーションなどに対応する必要がある方にはオススメです。
女性、英会話力に自信のない人が英会話を学ぶ時にオススメ
こちらのスペースをお借りしていますが、女性で英会話に自信のない初心者にはオススメです。特に、学生時代英語を勉強したのはうん十年前で、英会話話せるようにはなりたいけど、とにかく英会話スクールって敷居が高い!という人にオススメします。
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まとめ
海外生活も長い本田選手でしたが、意外にも英語に関して言えばまだまだ発展途上であることがわかりました。
しかし、サッカー選手として数々の成功をおさめ理由には、彼のサッカーの才能によるのももちろんですが、不完全な英語でも常に選手や監督などとコミュニケーションをとろうと頑張っていたこともその成功につながったのだと思います。
英会話学習において必要なことは
・失敗を恐れずにドンドン話して、英語に触れる機会を作っていく。
・常にポジティブな思考を持って勉強に取り組む
と本田選手は意識していると思います。
サッカー選手としてはオーストラリアにプレーの場を移し(5月21日にメルボルン・ビクトリー退団を発表)、経営者としてもカンボジアとアフリカ・ウガンダのチームの経営を携わることとなり、今まで以上に本田選手にとっても英語が必要な場面が増えていくと思います。それに伴って本田選手の英会話力もみるみる伸びていくと思いますし、そういった場面を目にする場面もあるでしょう!
英語学習につまずいたときはぜひ本田選手を英語学習のライバルだと思って頑張ってみてください!
ゴン太
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