英語のアクセントにはルールがある!アクセントの重要性をルールとともに解説

英語のアクセントにはルールがある!アクセントの重要性をルールとともに解説

はじめまして、英語女子お助け編集部のエーコです。女性の英語学習、英語にまつわる悩みを解決すべく情報発信をしています。

英語で会話するときに重要なのが、正しいアクセントの位置を覚えることです。アクセントの位置が異なると、正しく単語を発音しているつもりでも通じなかったり、意味を誤解されたりすることがあります。

エーコ

英会話スクールは、グループレッスンからマンツーマンまで。オンライン英会話からフィリピン留学まで経験してきました。未だ、英会話力は中の上くらいなんですが、英会話を学ぶことがとにかく大好きです。

この記事では英語のアクセントの重要性とルールについて解説します。英語のアクセントについて基礎的な知識を学んで、英語でのコミュニケーションに役立ててくださいね。

英語のアクセントはなぜ重要?

英会話を行う上でアクセントは重要です。なぜなら、アクセントの位置が合っていないと、英語が通じないこともあるからです。

日本人のカタカナ英語は、ネイティブには通じないことが少なくありません。

その理由は、

・発音が悪い

・アクセントの位置が正しくない

のふたつが関係しています。

発音については、英語には日本語の母音や子音にはない音があるので、しっかりとマスターしないと通じないとよくいわれますよね。そのため、正しい発音はマスターしないといけないと感じている人は少なくないでしょう。

しかし、アクセントについてはピンとこない人もいるかもしれません。アクセントというのは、強く発音する部分のことです。

日本語の場合は、ひとつの単語の中でどれかひとつの音をとりわけ強調するということは、ほとんどありません。しかし、英語の場合は、ひとつの単語の中で強調する音とそうでない音があります。

たとえば、日本語の「バナナ」は、英語だと「バナーナ」という風にナーの部分を強く発音します。「オレンジ」の場合は、「オーレンジ」とオーの部分にアクセントを置くのが一般的です。

このアクセントの位置が正しくないと、発音自体は正しくても意味が伝わらなかったり、単語によっては違う意味に取られたりすることがあるので注意が必要です。

英単語を覚える際は、日本語の意味を理解するだけでなく、正しい発音・アクセントも同時に覚えるようにしましょう。

そうすれば、相手にとっても理解しやすい英語で話すことができるようになります。

要チェック!英語のアクセントで知っておくべきルール

相手に伝わる英語を話すためには、アクセントの習得は欠かせません。新しい単語を学ぶときには、正しい発音だけでなくアクセントも同時に覚えていくことが大切です。

英語のアクセントにはある程度のルールがあるので、それを知っておくと効率良くアクセントを習得できます。もちろん、イレギュラーのケースもありますが、おおまかなルールを知っておくと便利です。

英単語は接頭辞・語幹・接尾辞で成り立っている

アクセントのルールを理解するためには、接頭辞・語幹・接尾辞について理解することが役立ちます。英単語の中には、接頭辞や接尾辞、もしくはその両方が付いたものがあります。

接頭辞は、単語の頭に付くもので

・en(encourage、enrichなど)

・un(unlike、unemployedなど)

・pre(prepare、prepaidなど)

・in(informal、insufficientなど)

などのことです。

語幹単語の意味を成す部分で、上記の例であればencourageのcourage、unlikeのlikeに当たる部分のことを指します。

接尾辞単語の語尾に付くもので

・ful(beautiful、gracefulなど)

・able(capable、changeableなど)

・ly(gracefully、carefullyなど)

・less(careless、sugarlessなど)

などがあります。

通常、母音がひとつしかない単語の接頭辞と接尾辞にはアクセントを置かず、語幹の母音にアクセントが置かれます。これはひとつのルールとして覚えておきましょう。

しかし、例外もあります。

 接頭辞ならno、any、some、everyなどで始まる単語は接頭辞にアクセントを置きます。nothing、anything、somebody、everybodyなどがそうです。

接尾辞もself、ever、eseなどは接尾辞にアクセントを置きます。however、myself、Japaneseなどがそれに当てはまります。

少し混乱するかもしれませんね。まとめると、基本は母音がひとつしかない単語であれば、接頭辞と接頭辞にはアクセントを置きません。

しかし、接尾辞によっては接頭辞にアクセントを置くと決まっているもの、接尾辞によっては接尾辞にアクセントを置くと決まっているものがあります。このルールについても覚えておくと、単語を見ただけでどこの位置にアクセントを置くと良いか判断できるようになります。

アクセントの置き方で意味が変わる単語がある

英単語の中には、同じ綴りの単語なのにアクセントの位置で意味が変わるものがあります。

たとえば、以下のような単語です。

・record

アクセントをreに置くと名詞の「記録・レコード」に、逆にアクセントをcordのほうに置くと動詞の「記録する、録音する」という意味になります。

・conduct

アクセントをconに置くと名詞の「行為、振る舞い、管理」に、アクセントをductに置くと動詞の「導く、(事業などを)行う」という意味になります。このように名詞にも動詞にも意味が取れる単語は、前の音節にアクセントを置くと名詞に、後ろの音節にアクセントを置くと動詞になると覚えておきましょう。

逆にアクセントを置くと、相手に正しく伝えることができないので注意が必要です。

複合語アクセントは前の語句が強調される

英単語には、名詞と名詞がくっついた複合語があります。

・notebook(note+book)

・network(net+work)

・toothbrush(tooth+brush)

・airplane(air+plane)

・newspaper(news+paper) など

このような複合語の場合は、通常は前の言葉にアクセントが置かれます。

たとえば、notebookならnoteにアクセントが置かれるということです。しかも前の言葉の母音部分を強調するので、noteならoの部分を強調します。

このルールについても覚えておいて、正しい位置にアクセントを置くことが英語でのコミュニケーションをスムーズにするためには欠かせません。

母音が続くとアクセントはひとつ目の場所が強調

英単語の母音が続く場合は、ひとつ目の母音にアクセントを置きます

たとえば、shampooだとpooとoがふたつ続くので最初のoに、volunteerだとteerとeがふたつ続くのでeのひとつ目にアクセントを置きます。

英単語には、母音が続く単語も多いので、このルールについても覚えておくと便利です。

アクセントを確実なものにするなら英会話スクールがおすすめ

アクセントのルールについておおまかに説明しましたが、アクセントにはさまざまなルールがあります。ひとつのルールがすべてに当てはまるわけではありませんし、イレギュラーのケースもあるため独学では習得しにくいのが実情です。

アクセントを確実なものにしたいという人は、英会話スクールで学ぶのがおすすめです。

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まとめ

英語でのコミュニケーションをスムーズに行うために必要なのが、英語のアクセントをマスターすることです。アクセントの位置が正しくないと、自分が伝えていることが相手に通じなかったり、正しく伝わらなかったりします。

したがって、正しいアクセントの位置を学んで、それを実践することが大切です。

この記事で紹介したように、英単語のアクセントの位置については、ある程度の決まりごとがあるので覚えておきましょう。そうすれば、単語を見ただけで、どこにアクセントを置けば良いのか判断しやすくなるからです。

とはいえ、イレギュラーのケースもありますし、細かなルールもあるため、独学ですべてを覚えようとするのは難しいでしょう。英会話スクールなどを利用して、正しいアクセントの位置を習得することをおすすめします。

エーコ

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