こんにちは。ゴン太です。英会話頑張ってますか?
2015年に放送された連続テレビ小説『あさが来た』で五代友厚役を演じて、一躍人気者となったディーン・フジオカさん。俳優業以外にもシンガーソングライターや映画監督などマルチな才能を活かし、今では芸能界には欠かせない存在となっています。
ゴン太
今日はそんなディーン・フジオカさんの英語力とその勉強法についてみていきたいと思います。
ディーン・フジオカ – 経歴について
まずは彼の経歴についてみていきましょう。
©https://otocoto.jp/interview/hagaren06/
1980年8月19日生 – 福島県須賀川市出身
2004年:香港でスカウトされ、モデルとして芸能活動開始
2006年:台湾で俳優デビュー
2008年:インドネシアで音楽活動を開始
2013年:活動拠点を日本へ移す
2015年:『探偵の探偵』でドラマデビュー、『あさが来た』がヒット
2018年:『モンテ・クリスト伯‐華麗なる復讐‐』で初の連ドラ単独主演を務める
経歴からも分かる通り、ディーンさんは数々の国を転々としたあとに、日本での現在の活躍に至ります。
高校卒業後はITの勉強をするために渡米し、アメリカのカレッジに入学しました。卒業後はアメリカでの就職を目指していましたが、2002年の同時多発テロの影響により、VISAの習得が困難となったため断念せざるを得ませんでした。その後香港のクラブで飛び入りでラップを披露していたところ、偶然その場に居合わせたファッション誌編集者にスカウトされ、芸能人としてのキャリアをスタートさせました。
ディーン・フジオカの英語力について
彼は活動拠点を日本に移す前にアメリカ、香港(中国)、台湾、インドネシアに長期で住んでいたこともあり、中国語、広東語、インドネシア語、話せるマルチリンガルです。小さい頃は父親が中国語と英語を話せていたので父から語学を学んでいましたが、それ以外は、彼の妥協を許さない性格もあって、その現地の言葉を使ってコミュニケーションをとろうと努力したのでしょう。
さて、彼の気になる英語力はどの程度のものなのでしょうか?
こちらの映像は2018年、東京・日本外国特派員協会で行われた主演映画『海を駆ける』(5月26日公開)の会見に深田晃司監督とともに登壇した際のものになります。
さすが、大学時代にアメリカで生活だけありますね!ペラペラです!
文法的なミスもないですし、日本人が苦手とする完了形や過去形もみごとに使い分けています。
一つ気になるのは、会話中に間合いを取るためによく英語で使われる表現である「you know」をディーンさんも多く使っていることぐらいでしょうか?あまりこの表現を多用するのはおススメされない場合が多かったりします。とっさに英語が出てこないときに、沈黙を埋めることができるのでとても便利な表現なんですけどね!
アクセントも、彼が幼少期から中国語を話せたことが影響して、チャイニーズアクセントがあるとよく言われますが、正直それが分からないほどアメリカアクセントに近いと思います。たくさん発音の練習して直したんでしょうね。さすが妥協は許さないディーン・フジオカ!
彼の英語力はすでに高いレベルにあることはよくわかりましたが、実際どういった勉強をしてきたのでしょうか?
ディーン・フジオカの英語勉強法について
ディーンさんの場合は短期間で効率的な方法を使って勉強するといったよりかは、長い期間をかけて徐々に全体的な英語力をあげていったという感じです。
4つの学習ステップ
彼の勉強法は主に4つのステップを踏んでおり、①listening(聞く)、②speaking(話す)、③reading&speaking(読む・話す)、④research(調べる)の4つから構成されます。
では一つずつみていきたいと思います。
①listening(聞く)
子供の頃に、お父さんからプレゼントされた洋楽を見て、ひたすら英語に慣れ親しむ時間を作っていました。字幕もなかったので、ネイティブスピーカーが小さい頃にテレビを見てリスニング力を鍛えるようなことをすでに行っていたという事ですね!
また、洋楽もこのころからよく聞いていてました。こういった経験がディーン・フジオカさんが5か国語が話せるようになったきっかけでもありました。
この当時彼が見ていた映画は、
「スポンジボブ」
「バックトゥザフューチャー」
「オズの魔法使い」などなど…。
スポンジボブっててっきり最近生まれたキャラクターだと思ってました…。歴史が深いんですね…笑
②speaking(話す)
彼は高校卒業後に、ITを学ぶためにアメリカ・シアトルのコミュニティカレッジに入学することとなります。
アメリカ留学中の彼の趣味は、「映画のセリフを真似すること」でした。
ただ、私たちが高校時代に先生に「では○○さん、この文を読んでください」と言われて、ただ読むような場合と、登場人物のセリフをまねて読む場合の間には、結果に大きな差がついてきます。
真似ようと思ったら、まず真剣に英語を聞かなければなりません。そして登場人物のように発音するには、口の筋肉の動きを意識したり、くちびるや舌などを意識して使わないとその音は出ません。
英語用に口の筋肉が発達してない我々日本人にとって、最初は大変に感じるかもしれませんが、このステップのおかげで彼のなめらかな英語につながっています。
③reading&speaking(読む・話す)
要するにこのステップは音読です。言語をマスターする上では欠かせない要素ですね。音読をすることによって、日本語と英語の文法構造の違い(主語+述語+動詞の順番など)を克服することにもつながります。
彼の場合は音読の教材を「詩」に絞っていました。
なぜ詩が効果的かと言いますと、リズムがあるからです。英語の詩は韻を踏んでいることが多いので、リズムよく読み進めることができます。
司馬遼太郎さんも、日本語においても黙読より音読の方がリズムがつかめるとおっしゃっています。
心地よいリズムとテンポは規則性があるので記憶にも定着しやすいです。ぜひ、英語の語順の違いなどにに苦戦している方はやってみてはいかがでしょうか??
ちなみにディーンさんお気に入りの詩は「The Love Song of J.Alfred Prufuock」(T・S・エリオット作)だそうです。難しそう…。
④research(調べる)
洋楽の登場人物を真似しているときも、詩を音読している際も、分からない単語はもちろん出てきます。ディーンさんは分からない単語が出てきたら「すぐに」調べるようにしていました。実は分からない単語が出てきても「後ででいいや~」という感じで後回しにして、結局調べないというパターンが多かったりするんですよね…。
しかし、その都度調べることはとても語彙力を高めるには効果的です。映画のワンシーンや詩の一節などとその単語が結びつくことによって単語の意味がイメージしやすくなりますし、また万が一忘れても、その場面と結びつけることによって思い出しやすくなったりもします。
みなさんは、英単語を調べるとき、何を使っていますか??Googleで検索したり、電子辞書を使っている方もいらっしゃるでしょうか??
もっと身近にそんな皆さんを助けてくれる相棒、いませんか?
そう!「Siri」です。SiriはiPhoneの音声サポートですが、androidの場合は「Googleアシスタント」ですね!
ディーンさんも、現在は分からない単語が出てきたらSiriを使っているそうです。Siriを使えばポチポチと単語をいちいち入力しなくても、声一つでその単語を調べることができます。日本語でSiriに話しかけることができますが、英語を学習している皆さんはぜひ、スマートフォンの言語を設定から「英語」に変えてみましょう!
そうすることで日常から英語に触れる時間をつくれますし、Siriに話しかける際も、 聞き取ってもらうために嫌でも発音を意識しながら話すことになるので、発音のいい練習にもなります。
英語学習の土台は独学から!
いかがでしたか?
英会話教室やオンライン英会話で自己投資をすることも大事ですが、いずれにせよ、まずは独学で英語を学ぶ習慣を身につけることが大事ですね。
ゴン太
英語独学者必見!できる人はみんな使ってる英語学習ソフト・アプリ
【完全ガイド】英語独学 – 大人になってからのムダのない独学用教材!
有名人には負けられない!おすすめのマンツーマン英会話スクール
それでは、ゴン太がオススメの英会話スクールを紹介させていただきます。こちらのページは企画として、マンツーマン英会話の学校のみとなります。ご留意ください。また、このエントリではb わたしの英会話さんのサイトのスペースをお借りして執筆させていただいていますので、bさんも紹介させていただきます。(グループレッスンや男性サラリーマン向けの英会話スクールは対象外ですので除外しました)。
ビジネスなどに強いオススメの英会話スクール
マンツーマンの英会話スクールとして老舗といえばGabaさんです。私も体験レッスンを受けたこともありますし、ほぼ、都内であれば主要駅にスクールを構えていますので便利でおすすめです。トラベル英会話としても、少しハイレベルなシチュエーションなどに対応する必要がある方にはオススメです。
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こちらのスペースをお借りしていますが、女性で英会話に自信のない初心者にはオススメです。特に、学生時代英語を勉強したのはうん十年前で、英会話話せるようにはなりたいけど、とにかく英会話スクールって敷居が高い!という人にオススメします。
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単価優先であれば、イングリッシュビレッジさんがおすすめです。まずは、英会話を学びたいけどマンツーマンがいい!という方、でも、単価優先で、と思っている人はイングリッシュビレッジさんがオススメです。
まとめ
いかかでしょうか?
彼の勉強法は全体的に、机でノートをガリガリとるといったタイプの勉強法ではなくて、聴覚や視覚など、五感をフルに使っている印象があります。さらにその方がストレスがなさそうで、楽しそうに英語を勉強している感じがありそうですね。
皆さんも、ミュージカルが好きな人はミュージカルを映画好きな人は映画を、好きな作品を字幕なしで見て、分からない表現は都度Siriに尋ねながら、その役になりきってセリフを音読すれば、気づいたときには英語力が上がっているかも!なんていう事が十分にあり得ると思います!
是非皆さんもチャレンジしてみてくださいね!
また別記事でも、あなたの英語力をUPするコンテンツを用意しているので、そちらも参考にしてみてください。
ゴン太
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