はじめまして。「b わたしの英会話」のエーコです。
女性の英語学習、英語にまつわる悩みを解決すべく情報発信しています。
「好奇心や自己啓発のために、英会話を学びたい」と思ったことはありませんか?
勤務先でTOEICを受けなければならない状況の方もいるでしょう。
初めてTOEICを受けるには、目標点数を知り、効率良く勉強することが大切です。
そこで今回は、TOEICを初めて受験する方のために、勉強方法と試験本番を意識した対策を紹介します。
【初めてをTOEIC受ける人へ】TOEICはどんなテスト?
TOEICに挑戦しようと思ったら、概要を知ることが大事です。
大まかな流れを知ってから学習すると、目標が定まり効率良く学べるでしょう。
英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定
TOEICとは「Test Of English for International Communication」の略であり、日常生活やビジネスに必要な英語力を測定するテストです。
日本では、国際ビジネスコミュニケーション協会学校(IIBC)が 実施しています。
TOEICは全世界で行われているテストで、広く浸透しています。
世界160ヶ国の会場で行われ、受験者が年間約700万人に達する試験です。
受験者は、就職活動や仕事で必要な方が多いでしょう。
テストは細かく分類すると5種類に分かれ、「TOEIC Tests」に3種類、「TOEIC Bridge Tests」に2種類、組み込まれています。
・「TOEIC Tests」への橋渡しのような存在
・「TOEIC Tests」よりも日常的で身近な題材が出題され、リスニングスピードもゆっくり
・「TOEIC Tests」と比べて、問題数やテストの時間も半分であり、いきなり「TOEIC Tests」を受ける自信がない方におすすめ
とはいえ、一般的には「TOEIC Tests」を受ける方が大多数であり、中でも最も馴染み深いのが「TOEIC L&R」です。
・1979年から実施されている
・「TOEIC L&R」では、日常の身近な場面やビジネスで活用できる英語力が判定できる
・初級者から上級者まで、偏りなく英語力を確認できるため、個人の英語力を測る指標となる
TOEICの基本的な情報を知ろう
TOEICのテストは月に1~2回、日曜日の午前と午後に実施されています。
ただし、会場によって実施されない回もあるので注意してください。
全国約80都市で実施されているので、都合に合わせて会場を選べます。
回答はマークシート方式であり、問題文も選択肢も英語だけで、日本語に訳す問題は出ません。
TOEICテストでは、前半にリスニング(聞く力)テストを行い、後半でリーディング(読む力)テストを行います。
各科目は495点が満点であり、合計で990点が満点の配分です。
採点方法は、5点刻みで評価されています。
所要時間はリスニングが45分で、リーディングが75分、途中休憩はないので集中して試験にのぞみましょう。
TOEICの点数は何点を取ったらいい?レベルをご紹介!
TOEICの試験内容がわかってもスコアの目安を知らなければ、英語力をアピールできません。
そこで、仕事に必要とされるレベルや日常会話に困らないレベルなど、具体的な指標を紹介します。
目標点数がわかれば、英語学習のモチベーションにもなるでしょう。
日常会話に必要なTOEICのレベルは?
IIBCによると、220点で最低限の英会話ができるレベルです。
220点では、ゆっくり話してもらわないと聞き取れないこともありますが、最低限のコミュニケーションはとれるでしょう。
470点で日常生活に困らないくらいの英語力が証明できます。
基本的な文法や構文の理解はできているので、通常会話であれば問題ありません。
表現力まで考慮できなくても、自分の意思表示ができるだけの力はあります。
730点で業務でも支障のない程度にコミュニケーションが可能です。
通常会話は完全に理解できるため、どんな状況でも臨機応変に、コミュニケーションの円滑化が図れるでしょう。
・470点:日常生活に困らないくらいのレベル
・730点:業務でも支障のない程度にコミュニケーションが可能なレベル
仕事で必要とされるTOEICのレベルは?
仕事で必要とされるレベルは、500点台後半から600点です。
TOEICの平均点と同じくらいになります。
仕事でTOEICが必要なときに、平均点以下の点数を申告してしまうと、英語力のなさを証明してしまい、逆効果になるので気をつけてください。
仕事でアピールするには、600点以上を目安にしましょう。
海外勤務をするのであれば、平均点よりも高い600~700点が必要です。
さらに、外資系企業では800点以上を要求するところもあるので、用途に合った目標点数を目指しましょう。
・600〜700点:海外勤務ができる
・800点以上:外資企業で働くときに求められる
初心者がTOEICで目標スコアを目指す方法
TOEICで目標スコアを目指すには、勉強方法も大切です。
TOEICは難しい試験と思われがちですが、しっかり勉強をすれば目標点数に届くでしょう。
では、おすすめの勉強方法や試験本番を意識した対処法について紹介します。
おすすめのTOEIC勉強法
おすすめの勉強法について、リスニングとリーディングにわけて解説します。
リスニングは、シャドーイングやディクテーションで、正確に問題を聞き取れるように学習しましょう。
シャドーイングは、英語音声を聞いたあとに同じ英語を復唱する方法です。
単語や文法の理解力が鍛えられます。
シャドーイングの詳しい勉強方法は、別記事の「シャドーイングは難しい?初心者におすすめの簡単なやり方を解説!」でご紹介しているので、気になる方はご覧ください。
シャドーイングは難しい?初心者におすすめの簡単なやり方を解説!ディクテーションは、英語音声を聞こえたとおりに書き写す方法です。
次第に英文が聞き取れるようになるので、継続して学ぶようにしましょう。
ディクテーションの勉強方法は、別記事の「ディクテーションとは?英語のプロが教える効果的なやり方とコツ」で詳しくご紹介しています。
こちらもぜひご覧ください。
リーディングの学習では、単語を覚えて語彙力を増やし、品詞(動詞や接続詞など)の位置や使われ方を覚えましょう。
英文の構造を理解することで、単語の意味がわからないときでも、正解を導きだす応用力が培われます。
リーディングに関しては、別記事の「英語のリーディングができたらメリットだらけ!初心者向け学習法」で詳しくご紹介しています。
英語のリーディングができたらメリットだらけ!初心者向け学習法単語は、TOEICに必要な最重要単語3,000語を中心に学習しましょう。
1冊の単語帳で繰り返し学習することで効率良くスコアアップが見込めます。
3周すれば単語力アップを実感できるでしょう。
TOEIC本番の対策をしよう
TOEICの勉強をしても、試験本番で実力が発揮できなければ、理想の結果は得られません。
そのため、公式問題集を用意して、所要時間内にすべて解けるように時間配分してみましょう。
模試を受ければ試験の感覚をつかめますし、腕試しもできます。
本番と同じ時間帯にすれば、試験の疑似体験もできるでしょう。
「集中力が続かない」「時間が足りなくなってしまった」というリスクも回避できるかもしれません。
TOEICは、誤答による減点はないので、すべてマークすることも大切です。
また、同時間勉強するなど、試験を意識した勉強方法にシフトしましょう。
2時間集中力を保つため、日ごろから訓練するように心がけてください。
本番と同じような状況で学習することで、本番でも落ち着いて回答できるでしょう。
まとめ
TOEICは日常生活やビジネスシーンで活躍する世界共通の試験です。
英語のスキルを証明できるため、本記事で紹介した勉強方法をぜひ試してみてください。
とはいえ、自己学習は予想以上に難しいと感じる方もいるでしょう。
そこで、オンライン英会話で効率的に学ぶ方法もおすすめです。
初心者なら英会話スクールで基礎が身につき、リスニングの勉強にもなります。
「b わたしの英会話」は、女性限定で講師とコンシェルジュが目的に合ったカリキュラムを組むため自分のペースで進められます。
TOEICの学習が初めてで心配な方は、今から一緒に学習に取り組んでいきましょう。
・TOEIC400点はやばい!?そのレベルと勉強法を英語のプロが徹底解説!
・英語資格を目的別に比較!英検・TOEIC・TOEFL・IETLSの違いを解説!
・TOEICリスニングが聞き取れない!シャドーイングで90%超えの正答率を目指す方法を徹底解説!
・TOEICの単語力UPはこの方法で!!オススメTOEIC単語問題集厳選!!!
・【徹底ガイド】TOEIC対策はこれでOK!!レベル別対策とETS公式テキスト、オススメの教材やアプリ
・【徹底ガイド】TOEICの参考書はこれでOK!!鉄板参考書とスコアごとのおすすめ参考書をご紹介!
・【徹底ガイド】TOEICの結果発表はいつ!? | 見方、そして、履歴書・ESへの記載方法
・【体験談】就職・転職で有利になるTOEIC点数の目安を解説!
コメントを残す