「勉強しているのに英語がなかなか上達しない…」と悩んでいませんか。
その悩みは英語脳を作る方法を知ることで、一瞬で解決します!
とはいっても、帰国子女や小さい頃に英語を身につけた人でなければ、大人になってから英語脳はもう身につかないのでは?と諦めてしまっている人も多いです。
しかし、実は年齢や住んでいる場所に関係なく、英語脳は作ることができます。
ここでは、英語の教師と海外生活の経験から、実際に英語脳ができる過程を体験し、目の当たりにした筆者が、大人でも今すぐできる簡単な英語脳を作る方法を紹介します。
英語でコミュニケーションを楽しみたいけどなかなか方法がわからず悩んでいた方は、ぜひ最後までご覧になってみてください。
英語脳とは?英語が話せるようになる秘訣はここにあった!
一般的に英語脳とは、英語を日本語に変換せず、英語のまま理解することを意味します。
皆さんも日本語を話すときに聞いた言葉をそのまま理解して返事をしますよね。
英語でそれを同じようにすることを英語脳を持っているといいます。
例えば、日本語で「りんご」と聞いたら、頭には赤くて丸いりんごのイメージが思い浮かびますよね。
では、英語で”apple”と聞いた時はどうでしょうか。
頭の中に日本語の「りんご」という言葉が浮かんだ場合は、英語脳が使われていません。
しかし、英語脳を使っている時は、赤くて丸いりんごのイメージが思い浮かびます。
このように、”apple”など、簡単な英語では、多くの人が英語脳を使って理解しているかもしれません。
誰もが部分的には英語脳を、知らず知らずのうちに使っています。
完全な英語脳を作るには、英語の文章を読んだり聞いたりするときに、同じように状況や内容が日本語の言葉ではなく、イメージとして思い浮かぶ必要があります。
英語をネイティブのように話す人は、この英語脳を使って英語を話しています。
私たちも、英語脳を作る正しい方法さえ知れば、簡単に英語を話すことができるようになるんです!
大山俊輔 - サイト監修人
大人の英語脳の作り方!3つの勉強法と切り替え法
ここでは今すぐ始められる、効果的な3つの方法と勉強法を紹介します。
大人の英語脳の作り方1:感情や場面と結びつけて英語を感じる
まず初めに、英語を感情や場面と結びつけて感じることを心がけるようにしましょう。
言葉は本来、私たちの感情や状況を表現するためにあります。
だからこそ、感情や状況と結びついていない言葉はなかなか定着しません。
そのために、単語や文章を感情を込めて発音することがとても効果的です。
「びっくりした」という日本語を使う時は、冷静ではなく誰もが驚いていますよね。
そのように、” I’m surprised.” も驚いている感情や場面が必ず必要です。
日本語に訳すだけでは、言葉の持つ動きが一切感じられず英語を理解してしまいます。
だからこそ、ここでは感情を込めて発音し、”I’m surprised.”を使う場面を思い浮かべながら英語を理解するようにしましょう。
これこそが英語脳に繋がるイメージ作りです。
感情を込めて発音することで、体を使って覚えることができ、もはや日本語を覚える必要すらありません。
その点では、英語を英語で理解することは、難しいと考えられていますが、実は一番楽に、時間をかけずに勉強する方法だと思いませんか。
英語脳を作るのが限られた人だけにできる、特殊なものだという考えをいますぐ捨てましょう。
大人になっても、初心者でも誰にでもできる簡単なことなのです。
大人の英語脳の作り方2:たくさんの映画やテレビを見る
ドラマを見たり、テレビを見たりすることで、その言葉が本当に生きていることが実感できます。
英語を聞くのと同時に、映像があるため、イメージが定着しやすくなります。
どんな表情で、どんな感情を抱いて英語を話しているのかを目の当たりにし、どのような状況で使われるのかが分かると、その英語に対するイメージは着実にアップします。
この体験を繰り返していくうちに、英語脳は少しずつ作られていきます。
“happy”という言葉は悲しい時には使わないですよね。
そういったイメージを積み重ねることで、言葉は徐々にイメージが明確になり、最終的には英語を英語でそのまま理解できるようになっています。
”What are you doing now?”と聞くと、”I am cooking.”など、聞かれた相手はその時にしていることを答えます。
ドラマでこんなシーンがあると、もし”What are you doing now?”が「今何をしていますか。」の意味だと知らなくても、ドラマの状況からイメージで理解できますよね。
大人の英語脳の作り方3:英語で独り言を言い、自分自身の感情と結びつけよう!
英語を感情や状況に合わせて感じとり、たくさんの映画やテレビを見て英語のイメージが定着してきたら、実際に自分自身の感情や状況にも使ってみましょう。
英語で独り言を言うことが、まさしくそれに当たります。
考えてみると、毎日考えていることや、起こることはそこまで日によって大きく違いはありません。
例えば「疲れた」「〜しなくちゃ」「〜したいなぁ」など、とても頻繁に使う言葉があると思います。
そういった身近な言葉から始めていきましょう。
内容を全て英語に初めからする必要はありません。
疲れた時に”I’m tired.” と疲れた感情を含めて言ったり、何かをしたかったり、欲しい時には”I want 〜.” 何かしなければならない時は”I have to 〜.”と独り言を使い、少しずつ英語を自分の感情と結びつけましょう。
体で覚えることで、ただ頭で勉強することよりも定着しやすく、また頭で考えなくても反射的に英語が出てくるようになります。
これこそが英語脳です。
頭で考えず勝手に英語が出てくるなんて理想的ですよね。
このように英語脳を作ることは、私たちの英語学習を快適に、また楽しくしてくれるとっておきの魔法の方法なのです。
大山俊輔 - サイト監修人
全てを英語にできるような、ボキャブラリーマスターが英語脳を持っているのではありません。
感情や状況に結びつけて英語を思い浮かべることができることこそが、英語脳です!!今日からでもできると思いませんか。
今できると思った人はもう”I can do it!”という英語が思い浮かんだかもしれませんね!!
まとめ
英語脳を作ることは、英語を習得するために絶対に必要です。
なぜなら、本来言葉はそう学習されるもので、また一番私たちにとって一番楽な学習法でもあるからです。
英語をネイティブのように話すのは、帰国子女や一部の人だけの特権だと思っていたかもしれません。
しかし、年齢や環境に関係なく、英語脳を作る方法さえ知っていれば、誰でも英語脳は作ることができるんです。
帰国子女たちはそれを知らず知らずのうちに実行していたんですね。
私たちも、日常の中で英語を感情や状況に結びつけ、たくさん英語に触れることで、英語脳を少しずつ作っていきましょう。
・たくさんの映画やテレビを見る
・英語で独り言を言う
まずはこの3点から簡単に英語脳作りを始めましょう。
最初はなかなか成果が出ず、心が折れるかもしれませんが、継続していくと英語が少しずつ自分のものになる感覚が分かってきます。
英語は今や世界共通語として認識され、とても大きな価値が置かれています。
英語脳を手に入れ、英語が使えるようになることで、仕事や趣味とあらゆる分野であなたの世界は広がっていきます。
私自身英語が使えるようになって、仕事の幅も広がり、今まで見えてこなかった景色や、知らなかった考え方を知ることができました。
その経験により、私の人生は180度変わりました。
日本で当たり前に思っていた人生への考え方も、楽観的なマレーシア人と仕事をすることで、より自分らしく楽しく働くことができるようになり、大都会でもストレスなく人生を楽しむ香港人と暮らすことで、たくさんの生活の知恵を得ることができました。
英語を使えるようになることでしか得られない経験をたくさんしてきたからこそ、英語脳を作ることの大切さを身に沁みて感じています。
英語を習得することは難しいことではありません。
もう成果の出ないつまらない勉強法をやめて、楽しい英語脳作りを始めましょう。
また別記事の「英会話が上達しない人へ!プロが教えるおすすめ勉強法・上達法」で英会話上達法を詳しく解説しています。
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