こんにちは。
英会話ハンターNAOです。
マンツーマン英会話スクールへ通う目的が、「TOEICで良い点を取る!」という人のための解説記事です。
筆者の友人で中学から大学まで約10年間ハワイで育った帰国子女の人がいますが、彼女いわく、
「TOEICの英語はビジネス英語だったり、ちょっと独特な傾向があったりするから、ネイティブと普通に英会話ができるような人であっても、別途、TOEICのための勉強はした方がいい」
とのことです。
最近は、いわゆるマンツーマン英会話スクールの中でも、TOEIC対策コースを設けているスクールが多くあります。
この記事では、マンツーマン英会話スクールでTOEIC対策をする際のポイントなどを解説したいと思います。
TOEIC対策コースを選ぼう
まず、すべての英会話スクールが、TOEIC対策メニューを用意しているわけではありません。
そもそもTOEICは、リスニング、リーディング、ライティングの3セクションで構成されており、対面の会話(スピーキング)は含まれていません。
一般的な理解として、英会話スクールは、主に対面での会話力をトレーニングする学校です。
したがって、きちんと「TOEIC対策コースがあります」と謳っていない場合には、基本的にはそのスクールではTOEIC対策はできないものと考えましょう。
その意味では、一般的な英会話スクールで行われるトレーニングは、強いて言えばTOEICよりも英検対策の方が、まだ少しは近いといえます。
ビジネスでの実践的な英会話や旅行英会話などの目的がメインとしてあり、TOEICはついでというような位置づけならいいかもしれませんが、TOEIC受験がメインテーマである場合には、「TOEIC対策コース」であることが明確になっているレッスンを受けることが、まず必須といえます。
外国人講師ではなく日本人のコーチがサポートしてくれるケースが多い
TOEICにはスピーキングテストがありません。
リスニングと筆記試験のみです。
そのため、外国人講師と対面で会話することは、高得点獲得にはあまり効果がありません。
試験本番のリスニング音源は同じ文章を二回繰り返し読み上げるだけで、それっきりです。
英会話スクールの講師ように、親切に何度も言い直してくれたりはしません。対面の英会話トレーニングは、TOEICの本番環境からはかけ離れているのです。
そこで、これらのTOEIC対策コースでは、外国人講師ではなく、主に日本人のコーチやコンサルタントの出番となります。
数多くの生徒のTOEIC受験をサポートしてきた豊富な経験を元に、生徒の現状の英語力を分析して、弱点を洗い出し、最適なトレーニング方法を提案してくれる、というサービス内容がメインになります。
スクールによっては、「いかに会社と両立するか」など、生活面まで親身に寄り添い、「帰宅時の電車の中ではスマホで語彙の特訓をしましょう」というふうに、タイムテーブルまで一緒に考えてくれるケースもあります。
なにやら、高橋尚子選手と小出義雄監督のパートナーシップのようですね。これなら良い結果が出るのも頷けます。
さらには、こうしたTOEIC対策コースのある英会話スクールは、いわゆる「結果コミット型」スクールであることが多いです。
試験が目標である人は、ただ英会話を楽しみたい人とは違い、多少辛くとも、自分の決めた時期までにどうしても一定の得点を取りたいという人がほとんどです。
そのためスクール側でも、生徒にもそれなりの決意と覚悟を求め、「〜年〜月までにTOEIC:〇〇点を必ず獲得しましょう」と、コミットをお願いしているケースが多いです。
このような場合は、ぜひとも、積極的にコミットしてしまいましょう。テストの点数のような数値目標は、達成してなんぼです。
達成できなかったのに、「頑張ったことに意義がある!」と片付けるのは、いかがなものかと思います。
いい意味で「愛ある厳しさ」をもっているようなコーチを見つけて、叱咤激励されながら、必ずや目標を達成してしまいましょう!
TOEICに特化するなら短期集中型がオススメ
TOEICは、英語力全体の中でも、ほんの一部分を測る尺度に過ぎません。
何より、スピーキングが含まれていないのです。
TOEIC対策だけのために、あまり長期間にわたって時間や労力をさくことは、全般的な意味での英語学習という観点からは、あまりオススメできません。
よって、TOEIC対策をする場合には、なるべく短い期間で集中して対策をし、一日も早く目標を達成してしまうのが良いと思います。
その点で考えると、短期集中型のマンツーマン英会話スクールはとても合っていると言えます。
短期集中型スクールでは、1日のうちに1秒の時間もムダにしないよう、一人でもできること、電車の中でもできること、記憶を定着させる方法、など、ありとあらゆるスピードアップ方法を指導してくれます。
TOEICの高得点それ自体が目的という人は少ないと思います。
よくある理由は、希望する転職先でTOEIC何点以上という条件があるとか、社内で役職につくために最低何点以上が必要、とかいったものです。
つまり、これらの基準はあくまでも、その先で英語を使って何かをするために、スタートラインにつく切符を手にするための、「通過点」に過ぎません。
TOEICのための特訓などは短期集中型講座で早いところ終わらせてしまい、もっと肝心な、生きたビジネス英会話や自分の業界の専門用語の勉強に取りかかった方が、その後のビジネスの成功にはるかに強力に作用することは言うまでもありません。
マンツーマン英会話に限らず、TOEIC試験の対策をする際には、期限を決めて集中的に行うことをオススメします。
TOEIC頻出語彙の徹底マスターが効く
TOEICには、時期的なトレンドが多少あるにせよ、出題率の非常に高い頻出語彙がかなりあります。
これらの語彙を単語帳などでマスターするとともに、リスニング教材で徹底的に耳に叩き込んでおくと、本番で出題されたときにも、確実に聞き取れるようになります。
このあたりは各スクールのコーチがしっかりと最適な教材をアドバイスしてくれるはずですが、書店などに売っているものでも、良いものがありますので、一度読んでみると良いです。
また、単語帳、問題集、いずれにも言えることですが、とにかく最新のものを買いましょう。
試験対策は、トレンド対策がかなり重要です。
安いからといって古い教材を買うのではなく、せっかくですから最新のものを買うことをオススメします。
おすすめのマンツーマン英会話スクール
それでは、NAO的にオススメの英会話スクールを紹介させていただきます。こちらのページは企画として、マンツーマン英会話の学校のみとなります。ご留意ください。また、このエントリではb わたしの英会話さんのサイトのスペースをお借りして執筆させていただいていますので、bさんも紹介させていただきます。(グループレッスンや男性サラリーマン向けの英会話スクールは対象外ですので除外しました)。
少し英語ができる人にオススメの英会話スクール
マンツーマンの英会話スクールとして老舗といえばGabaさんです。私も体験レッスンを受けたこともありますし、ほぼ、都内であれば主要駅にスクールを構えていますので便利でおすすめです。トラベル英会話としても、少しハイレベルなシチュエーションなどに対応する必要がある方にはオススメです。
女性、英会話力に自信のない人が英会話を学ぶ時にオススメ
こちらのスペースをお借りしていますが、女性で英会話に自信のない初心者にはオススメです。特に、学生時代英語を勉強したのはうん十年前で、英会話話せるようにはなりたいけど、とにかく英会話スクールって敷居が高い!という人にオススメします。
学生さんや安めの単価で英会話を検討している方にオススメ
単価優先であれば、イングリッシュビレッジさんがおすすめです。まずは、英会話を学びたいけどマンツーマンがいい!という方、でも、単価優先で、と思っている人はイングリッシュビレッジさんがオススメです。
まとめ
以上、マンツーマン英会話スクールでのTOEIC対策の方法について、解説をいたしました。
試験勉強は、地道な努力が必要であり、なかなか根気のいる作業です。しかし、見事目標の点数を取ることができれば、大きな達成感を味わうこともできます。
転職や社内での異動など、TOEIC高得点獲得でキャリアアップを目指すという人は、英会話スクールのコーチや、実際に高得点を取ったことのある友達などにアドバイスをもらって、目標を実現しましょう!
お読みいただきありがとうございました。
英会話ハンターNAO
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