今朝、代理でとある作業を他の人のためにやってあげていた時にこの言葉を思い出しました。
実はずっと、とある書類作成作業について私はかなり切迫感を持ってたんですが
本人はいたく、呑気というか・・・だったので、本来は差申請人がすべきことですがやむを得ず
私の方で、代理で確認をしてあげることにしました。
といっても、昨日まで私も状況を正確に把握できてなくて、全部本人から
確認して、これは今日の言葉にもでてくる、砂嵐のダチョウ現象だ、と思ったので
こちらで動いてあげたわけですが。。。。
結果はまぁ、ここではかけないのですがホッとした次第ですが、
多分、本人はアワアワしながらも、友達の家に泊まりに行ったり現実逃避モードになっちゃってたようです。
私、結構、パニック物の映画が好きですが、生き延びるのはどのパターンの人かというと
やっぱり、現実を直視して、嫌なことも受け入れながら出来ることを限られた時間の中優先順位付けして
でやっていく人なんですよね。
一方で死んじゃうキャラはこれが出来ない人か悪役系で出てくる人。
やな奴は大体死んじゃう(笑)。
有名な話ですが、ダチョウアルゴリズム(ostrich algorithm)という言葉があります。
これは、ダチョウが砂嵐がやってきた時、その砂嵐を見るのが嫌なので、砂に頭を突っ込んでやり過ごす習性があるという逸話から
きているのですが、そこから転じて、問題が発生した時問題が起きてないように見て見ぬふりをしてやり過ごしてしまう現象をいうそうです。
もちろん、運が良ければ砂嵐は見ないうちに去ってくれる・・・かもしれません。
でも、それは砂嵐次第で自分で結果をコントロールできません。他人(砂嵐)任せです。
代表的な事例で言うと、戦争中の日本。
当初は、日本軍が優勢でしたが、徐々にアメリカの反撃が始まって、敗戦の流れが
濃厚になってきた時、作戦参謀のエリートなんかがよく陥ったそうですが、拠点がアメリカ軍の攻撃を受けて陥落して
非常事態であるにも関わらず、そのニュースから目をそむけてしまって、どうでも良い雑用業務ばかりやってる人が結構多かったそうです。
それが転じて、今では現実逃避してしまったり、
重要なことから目を逸らして、どうでもいいことに時間をかけてしまうことを言うそうです。
私たちの日々の身近なことでも沢山あります。
・ 今日手紙を出すか、明日出すか。(面倒くさい)
・ 金日に出して週末の間に相手方へ届かせるか、それとも月曜日に出すか。(面倒くさい)
・ 掛けたくない電話をかける(嫌なこと)
大部分の人は、時間があると時間があっただけ時間をかけてしまいます。
特にやりたくないことだったりする、そこに時間をかけるのでなおのことですね。
一方、出来る人は嫌なことからさっさと片付ける。
誰だってやりたくないことってあります。
・ 掛けたくない人への電話。
・ ミスをして報告したくないこと。
・ 自分の業績があまり良くない時の数字のエントリ(会社だったら決算書の作成や報告)
でも、嫌だと思ってずっと砂嵐に頭を突っ込んでいると、他の時間のかかる雑用業務にも
手がつかなくて、結局何も前に進まなかったり・・・。思いあたりある人も多いと思います(私も沢山あります)。
こういう時は、さっさと片付ける。
特に、やなこと、面倒くさいことからさっさと片付ける。
この習慣が大事だそうです。
砂嵐のように待ってて、偶然避けてくれることも稀にありますが殆どないです。
だったら、先に自らやっちゃう。
また、いつも言ってる重要度と緊急度に切り分けて考えてみる。
で、重要度の高いことから対応する。
これができてると、積もり積もることもなくなります。