コラム&耳寄り情報

今日は8月15日です

おはようございます。大山です。
今日は8月15日、ということで、私は東京に住むようになってから毎年行ってるのですが
靖国神社に行って、日本のためにお亡くなりになったご先祖様たちに感謝の気持ちをお祈りしてきます。
靖国というと日本のマスコミが話題にしやすいので騒ぎ立ててしまって
海外(といっても、中国と韓国くらいなんですが)外交ネタになってしまいました。
江戸時代末期、世界中がアジアでは日本とタイ、アフリカではエチオピア、
中近東ではトルコ(オスマン帝国)のみがかろうじて、欧米の国に支配されていない状態でした。とはいっても、タイもトルコもかなり欧米勢力が浸透していて半植民地状態。エチオピアは国力が残念ながら足りませんでした(それでも、エチオピアはイタリア軍を2回も撃退してるんですけどね)。
日本は幸い、戦国時代には世界一の軍事力がありその尚武の精神が江戸時代も
生き残っていたことが幸いしたのでしょう(江戸初期の日本の世界における軍事力はかなりありましたから)。明治維新を経て日本はもう一回、太平の江戸時代から目を覚まして近代化を一気に行い、日清・日露戦争や第一次世界大戦を生き残って欧米と対等の国力を得ることになりました。
だから、海外に行っても東南アジアや中東の人は日本のことを好きな人が多いのでしょう。
ただ、その後残念ながら大東亜戦争(太平洋戦争)で敗戦となり、今日がその日から68年目となるわけです。
靖国神社には、その明治時代から日本が独立した国として生き残るために亡くなられた方が約250万人眠られている場所です。恐らく、皆さんのご先祖様も誰かしら眠ってるでしょう。
私はおじいちゃんもおばあちゃんが海外の生まれです。(祖父母の両親が小学校の先生としてこれらの地域に赴任していたそうです)。当時日本人として一緒に戦ってくれたこうした地域の人達もたくさん眠っていらっしゃいますし、台湾旅行に行った時にはおばあちゃんのお父さん(ひいおじいさん)の教え子だった人達が本当に優しく歓迎してくださいました。もちろん、日本語で(笑)。
意外と知られてないけど、神風特別攻撃隊に志願して沖縄戦線に飛んでくさった人達の中にかなりこうした今は日本でないけど、当時日本人としてともに戦ってくれた人もいます。
今は、外交のカードになってしまっているので、韓国とかは靖国ネタは叩く材料になっちゃっていてこれは、本当にお互いにとってもったいないことだと思います(が、その原因は海外ではなく殆ど日本のマスコミなんですけどね)。
私は素朴に、みんないろいろ事情はあったし日本が正しいという気もないですが、少なくとも仲間として一緒に戦った人達ですからお礼をするようにしていますし、同時に敵だった国の人達で亡くなった方たちにも哀悼の意をささげるようにしています。
ヤンキーものの漫画じゃないですが、当時の欧米とアジアの国力の差はあまりにあって、
そういう時代が数百年続いていたので、欧米人から見たらアジア人というのは人ではないよくどちらかといえば、動物扱いでした。
それが、今は私達もレッスン・パートナーたちも対等で仲間として一緒に仕事をすることが出来ているのは、誰かが一回、殴り合いの喧嘩をしてお互い認め合うことが出来たからです。たまたま、あの時代にそれが出来る国力と軍事力があったのは日本だけだった、
ということなんでしょう。もし、殴り合いの喧嘩を68年前にしてなかったら、どんなに心根の優しい欧米人の人だってアジアとは今の対等の関係ではなかったでしょうから、
無意識のうちに有色人種を差別しちゃってるかもしれません。
以前、タイの首相はこう言ったそうです。
「日本のお陰でアジアの諸国はすべて独立した。
日本というお母さんは難産して母体をそこなったが、産まれた子供はすくすくと育っている。
今日、東南アジアの諸国民が米英と対等に話ができるのは、いったい誰のお陰であるのか。
それは身を殺して仁をなした日本というお母さんがあったためである。」
そんなわけで、いろんな意見、感情がありながらも、今、bの事業で世界中の人がいて、
皆で一緒に仲間として仕事が出来るのも、昔、血を流してくれたご先祖様達のおかげだなぁと思うわけです。
歴史の解釈はそれぞれの国の事情により異なることは仕方ありませんし、
どこかの国が一方的に正しいことも悪いこともないです。地球防衛隊も悪の組織ショッカーもいないわけです。みんな、それぞれの国の事情があるわけですし、それは隣から見れば良いことも悪いこともあります。
ただ、どの国でも、どんな政治体制でもその国のために命をかけた人のお墓参りをすることだけは世界中、共通のマナーだと思います。
もちろん、私もこの文章を書くときに別に皆さんに自分の考え方を押し付ける気もなく、
一つの見方としてお伝えしていますので、それぞれがどんな解釈をするかというのは、自分なりに色々と調べたり経験したことで考えてみるのが良いのではないかなと思います。これは、仕事でも一緒ですね。
そんなわけで、今日もお礼を伝えに行っています。

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