いろんな本に書かれているのですが、実は私も最近まで分かっててやっぱり避けてたテーマです。
これは英語学習などのスキル習得もそうですし、経営者向けの本、あるいは、自己啓発関係の本やはたまた、有名な人の自伝なんかを見てても書かれていますが、本当にうまくいきたい時に書かれている共通のことってこの3つです。
多分、今の今、読んでもいまいちシックリこないかもしれません。私もそうでした。特に2番目の代償の部分について。
でも、考えれば考えるほど、これが全てだなぁと思います。で、考えてると1年後、あるいは5年後、はっとするかもしれません。
いろんな人が書いてますが、下のはブライアン・トレーシーさんの表現。
1. 願望を持つこと・・実現したいと望むものをはっきりさせること
Decide exactly what it is in you want in life.
2. 代償(犠牲)を決めること・・その願望を手に入れるため何を差し出す(犠牲にする)かを決める
Determine the price that you are going to have to pay to get the things you want.
3. 自分を律すること・・目標を達成できる習慣を身につけるよう覚悟し、続けるよう自分を律する。
Resolve to pay that price
実はなんとなく分かるのは3番。
これは、真面目な人は努力するし、継続すれば良いんだとすんなり理解できると思います。
でも、実はこれだけだとうまくいきません。
私の中で実は最も大事だなぁと最近気づいたのは1番と2番なんです。
そして、実は、分かってそうで分かりにくい、あるいは、避けてしまうのもこれです。
例えば、本当に英語を上手になりたいと思ったとします。
その時、この方法を当てはめるとどうでしょう?
1番は、きっとこんな感じでしょうか?
・・・・ 自分は心から英語を上手になりたい。具体的には、こないだ悔しい思いをした電話対応を必ずできるようにするんだ!!多分、ここまでは思わないで漠然とスタートする人がほとんどだと思います。でも、本当に欲しいと思うにはこれくらい強く思わないとうまくいかないってことでしょう。
そして次に大事な2番。代償です。
・・・・そのためには、今まで自分の時間を浪費してきた悪習慣を全て追い払う。まずは、テレビは1日30分までにする。
食事も暴食せず、お酒も週3回までにする。そして、毎朝必ず今までの7時30分ではなく6時30分に起きて30分英語の勉強をする。
これが実はとても大事です。
でも、ここで差し出す犠牲って全部、楽で楽しいものなんです。
だからこそ、多くの人は、もとに戻っちゃいます。
これは、農業をイメージするとわかりやすいですね。
もし、自分が畑を持っていてたくさんの米を収穫したいとします。
そう思った時、上の1〜3を考えてみましょう。
1: まず、◯◯トンの美味しいお米を収穫すると決める
2: 次に、今本当は食べたり売ることができるけど、今諦めて、蒔くべき種の量を決定します(犠牲)
3: 台風が来ても、日照りが続いても最後までその米が育つ面倒を見ることを続ける
どれか1つが欠けてもうまくいかないですよね。
この農家の法則は、世の中に代償を伴わない成果などないということを教えてくれます。
そして、その代償を払うことには痛みがともないます。でも、その支払う代償(米の例だと今年蒔く種)は必ず得る成果(収穫する種の量)にくらべると、極めて小さなものですよね。
私も最近、自分の中でサラリーマンをやめて、安定した人生を失ってまでなんで会社をつくって何億も借金して今のbをスタートしたのか、で、何を目標としているのかをもう一回真剣に考えるようになりました。
とても頭もクリアになりましたが、その時辛かったのはその時代償として何を支払うかを決めること。
でも、この代償を決めないとうまくいかないことも感覚的にはよく分かります。なので、決めました(ここでは発表しないですが(笑))。
みんなも、この3つのルール、自分に使ってみては?
そして、お客様にも何かの機会に勧めてみると良いかと思います。
レベルチェックの本当の価値って、ここかもしれません。