多分、学生時代に聞いたことあるかも。
私も昨日、新聞にこの話が出てて久しぶりに思い出しました。
その記事では、既にエジソンが電球を発明し終えて事業家としても発明王としても大成功を収めた晩年の話がでていました。60代も後半に差し掛かった時、エジソンの研究所が火の不始末で焼けたそうです。
周囲の人や会社の人は「大変なことになった」と心配したそうですがひとりエジソンは、「前からやりたい実験があったが今の施設だとできなかった。これをキッカケに新しい設備を入れて実験ができる!」とたいそう喜んだそうです。
根拠なくポジティブなのも困りモノですが、エジソンの場合はちゃんと理由があって
そう捉えることができたのでしょうね。
主体的にどう解釈するかで物事って変わる
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このたとえ話をするまでもなく、誰にでも都合のいいことも悪いことも平等に起こります。
その時に、「あぁ、もうダメだ」と悲観的になっちゃう人もいれば、「これはチャンス」と捉える人もいるのは
何故でしょう?
それは、人間というのは単純に起きた物事に対して反応だけしてしまう人と、
それを自分なりに解釈して、どのように反応するかを決める人と2つのタイプの人がいるからだだそうです。
つまり
■ 刺激(出来事) →→ 反応
■ 刺激(出来事) →→ 解釈 →→ 反応
の2パターンがあるということですね。
大部分の人ははじめの対応をしちゃうそうですが、うまくいく人は後者の対応を意識・無意識かは別として
おこなっているそうです。
ちなみに、タイトルでつけたエジソンが電球を発明するまでにした実験の回数は何回でしょう?
なんと、1万回も実験をしたそうです。
つまり、前者の対応をする人であれば「あ、失敗した。もう自分はダメだ」と思って1回目で諦めてしまうであろうことをエジソンは「今回の実験でこのパターンはダメということを学んだ。次のやり方を試そう」ということを1万回やって、その結果として電球が生まれたのです。
もし、エジソンがいなかったら私たちが普段生活する時に必要な明かりはなかったんですよね。
エジソンが後者のタイプの人であったことに感謝です。
なお、エジソンはこの1万回の実験を1度たりとも失敗とは捉えなかったそうです。
ですので、失敗した回数はゼロ回と解釈するのが良いのですかね。
ちなみに、英語で「責任」を意味する単語は何でしょう?
“responsibility”ですよね。
これを分解すると、
“response” — 反応する
“ability” –能力がある
の2つの単語の合成です。
つまり、「どのように反応するか”主体的”に選ぶ能力のある人」=「責任ある」というのが語源なんだと思います。
まさに今日のテーマにピッタリです。
昔、言葉を作った人って本当にすごいですよね。