人って友達に好かれたいと思ってしまいがち。
でも、それって言葉を裏返すと、その好かれたい(あるいは嫌われたくない)という感情に合わせて自分の行動や発言を合わせることになります。
つまり、自分が主体的に自分の行動や発言をするのではなく、他人のために自分が行動しちゃっているということです。
本末転倒です。
今日のタイトルは先日もご紹介した『嫌われる勇気』の一節なんですが、
恐らく言わんとしたいことはこれかなって。
私たちもないですか?
同僚にイヤに思われたくないから、思ってても言わない。
お客様に嫌な顔されるのは怖いから、甘いなぁと思っても言えない。
私の中でもしょぼいですがよくあります。
バス降りる時に、子どもみたいに大きな声で運転手さんに「ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えたい時。
でも、周りの大人の視線が恥ずかしいから小さな声でボソッと。
それって、気にしないでいい人達ですよね。
だって、大事なのは自分の感謝を運転手さんに伝えることであって、周りの感謝の気持ちも言えないおっさんおばさん、スマホばっか見てる学生、最近だと、自分勝手な、ばあさんじいさんが私のことをどう思うかなんて、どうでも良いことです。大事なのは運転手さんに聞こえること。
私の中の毎日の小さな戦いです(笑)。
一昨日、頑張って大きい声で言った時運転手さんもマイクで「ありがとうございました」と言ってくれて嬉しかったです(笑)。これだけでも、多分運転手さんも「あーつかれた。今日も普通の一日だったな」とビール飲んで終わっちゃうかもしれない一日が「今日は感謝されていい仕事出来たな」と思えれば儲けモン。きっと、運転もより丁寧になるし、事故になる確率も減るかもしれません。
多分、みんなもそういう小さな、でも大事な戦いあるはず。特にLCLやFBで。
そんな時には、相手のネガティブな反応を恐れる前に、「何が大事」かを考えてみましょう。
これが面白いものですが、恐れて言わないより、思い切って言ってみた時のほうが意外と良い反応があります。
失うものってありません。