– You can only grow if you are willing to feel awkward and uncomfortable when you try something new. (Brian Tracy)
新年一番はじめにどんな言葉がいいかな〜と考えていて、結局、この言葉を思い出して引用しました。
英語ではNew Year’s Resolution. 日本語では新年の抱負、中国語でも新年的愿望(願望)があるのはなんででしょう?
言葉も文化も違っても、人はみんな一緒で、心地良い場所(comfort zone)にいつく悪い習慣があって、自分の成長に資する
ことになかなかチャレンジできないからでしょうね。
大体、1月というのは私達の学校もご入会されるお客様の多い時期です。
それはいうまでもなく、新年だから・・・。
で、残念ながら続かない人が多いのもこの時期からスタートしている傾向がありますが、だからといって、
この新年の持ってるパワーを否定的に見る必要はないと思います。むしろ、平時ならできないことを一歩歩んだというだけでも
何もしないよりはいいですからね。
で、、、、お客様のお話はこれまでにして、私達自身も同じことが当てはまります。
・ 今まで取り組んでこなかったこと。
・ 自分はこんなタイプの人間だから・・・・と思ってやってこなかったこと。
こうした「・・・なかった」ことの多くは、何故しなかったかというと、今まで作り上げてきた
自分という人間はこういうもんだ、と決め込んでしまっていたからです。その多くは、これはよく言われることですが、幼年期から青年期に
そう思い込んでしまった結果のものが多いです。
人によってはそれが英語かもしれないし、人前で話すことが苦手なことかもしれない。
あるいは、スポーツかもしれないし、PCスキルかもしれない。でも、誰にでもいくつかはこうしたものがあるものです。
一方で、人間という生き物は都合よく捉えるのでそれをできない自分を
「ま、それでもいいじゃん。」とか「別に困ってるわけじゃないし。」と思ってしまうものです。
そこを抜け出す方法が、今日ここに出てくる”Move out of your comfort zone”だと思います。
多分、今日私達のスクールに体験レッスンにいらっしゃるお客様。
きっと英語に苦手意識があって、それを克服しようと思って勇気を出してボタンを押したんだと思います。
苦手だと思うと、きっといらっしゃるのも新年早々、気が重いかもしれません。
でも、その一歩を歩んだというのはとてもすごいことです。
やっぱり、今まで自分があまり得意意識がない、あるいは、好きではないというものに
チャレンジするのは、スポーツの試合で言うとアウェイの環境 = “out of your comfort zone”に
自分の身をおくことですからネ。それだけでも大きな一歩です。
もちろん、アウェイの環境というのは今まで自分にとって心地よかった場所とは
全く異なる環境ですので、はじめは心地よくありません。当然、”awkward”や”uncomfortable”な気持ちになります。
ですが、これこそが、人の成長の一番の糧なんでしょうね。
私も年末、稲垣さんと話していてすごいなぁと思ったんですが、稲垣さんは
とある本を読んで、自分もマラソンやるぞ、と誓ってました。確かそれが10月末のミーティング。
すでに稲垣さんも50代。年ですし、今まで仕事ずくめで運動もダンベル体操しかしてなかったそうです。
ですが、思い立ったら吉日、ということで、年末ミーティングで話した時に聞いたのですが、
あの打ち合わせ直後に、やると決めてスグにスポーツウェアを購入し、
マラソン大会を申し込んで、すでに2回出場したそうです。結果は聞いてませんが、そこまでやるだけでも
すごいなぁと思いました。
稲垣さんにとっては一番心地よいのは働きつくすこと。
あの人、仕事ジャンキーですから(笑)。でも、それは稲垣さんにとってはcomfort zoneだったので
そこから出るための手段として、マラソン出場というものを選んだのでしょう。
私も実は昨日負けずに大会申し込みしました(笑)。
年末からスタートしたデザイン関係の勉強含め、これから寒い時期、走ったり、セミプロの人にせせら笑われたり
(ような気になる。誰も私のことなんか気にもしてないでしょうが(笑))、はたまた、若くて頭の柔らかい子に混じってイラレを
アウェイの環境でやるのは、あまり心地よくないもんですが頑張ってみます。
みなさんも、何か一つアウェイのことチャレンジしてみましょう。
はじめ心地悪いですけど、それが心地よくなっていくのが成長なんだと思います。
どんどん、心地悪いものを探してチャレンジしていく一年にしたいですね。