大事(重要)なことから取りかかってる?
お客様向けのコンテンツでもアップしたトピックでもありますし、
時々、このテーマは取り扱いますが、やっぱり大事なことなので。
人は何故どうでもいいこと、あるいは、目先のことから取り掛かってしまうのか。
これは永遠の課題であり、意識しないとすぐにやってはダメな方にいってしまいます。
例えば、お客様がご入会されてこれから10ヶ月間英語を頑張ろうと
したとします。
そのお客様にとって大事な単語や表現を自分のものにしていくためには
地味ながら、何度と手で書いて脳に刷り込む作業はとっても重要です。
実際、その作業は週に1回か2回、朝に5分から10分あれば十分です。
でも、多分多くの場合朝起きたら大部分の人って何をするでしょう。
多分、テレビをつけてしまう。
もし、本当に英語を上手になりたい、と思ったら朝のわずか5分か10分の
時間を犠牲にして、どの芸能人が誰と結婚したのか、あるいは、誰かのスキャンダルを
知る必要はないですよね。
ところが、人は楽なことに注力してしまって、
大事なこと(重要なこと)を避けてしまう。
実際、大東亜戦争中(太平洋戦争中)の日本でも、
日本の敗戦が濃厚で、本土に米軍の空襲があって日々人が死んでいる中でも、お役所などでは
別に今しなくても良いような書類整理や雑務は粛々と上から下までやってるけど、じゃ、実際にやらなくては
ならないこと(このタイミングじゃ勝ち目はないので、どうやって良い条件で戦争を終えるか)と
いった大事な仕事から目を背けてしまう傾向にあったそうです。
これは、戦争のような命がかかる場面でも起こることですし、
私達のような日常でも日々、起きてしまうことなのです。
きっと、みなさんも1日をどのように過ごしたか振り返ってみてください。
重要なことと、目先のこと、どちらに時間を使っているでしょう?
きっと、目先に行きがちなことが多いと思います。
そうならないためにはどうすると良いでしょう?
それは、自分のすること(仕事・プライベート問わず)を
①重要なこと、と、②緊急なことに振り分けて、その中でも、とりかかる順番をつけて
こなしていくことです。
学習コンテンツでも引用していますが、スティーヴン・コヴィー博士の
「7つの習慣」では、この①と②の組み合わせから、第1~第4領域にに分けて取り組む順番として、
1→4の順番で取り組むことを進めています。
第1領域: 重要であり緊急である課題
第2領域: 重要だが緊急でない課題
第3領域: 重要ではないが緊急である課題
第4領域: 重要でも緊急でもない課題
例えば、私の場合朝起きてからすぐにメールチェックは一応しますが
基本、そのメールにすぐ返信はしないようにしています。
私にとって大事なのは、bという会社がより発展するために必要となることを
重要なことから取り組むことです。あるいは、常に健康を維持すること。
本当は目先のメールから返信したいところですが、
そんなわけで、まずは、朝コーヒーを飲み目をさましながらまずは消化に負担のかからない果物を食べて
体内にブドウ糖を取り組みます。
次に、体操と筋トレ。
別に体操や筋トレは緊急性はないですが長期的に会社を経営するためには健康であることは
とても重要な事なので、メール返信より優先させます。
そして、次に取り掛かるの手帳に一日の課題を重要度と緊急度に区分けしてリストアップすること。
これで一日の時間の使い方が決まります。
そして、次に30分の読書。
朝、頭が一番冴えている時に、必ず時間を確保して学習コンテンツなどで役立ちそうなテーマの本などを
読んでインプットをします。
一見、今の今やることから取り組んだほうが良さそうに思いますが、
こうした、5分、10分という目先のこと(ここでいう第3領域)よりもあえて第2領域である
重要だが緊急でない課題から取り組むようにしています。
同じことは多分、みなさんの時間の使い方にも当てはまります。
今まで、仕事や時間の使い方ってこの重要なこと、緊急なことで区分けしたことがなかったら
良い機会なので、作業に取り組む際に、
「この作業は重要だから取り組むのだろうか?それとも、目先のことだろうか?」
って考えてみましょう。