久しぶりに書いた気がしますね。
今日は、言葉に対しての反応について。
お客様と私たち、あるいは、私たち同士の会話でも気づかないうちに私たちは、
相手に言葉を選ばないで伝えてしまうことで、相手にその行動を促してしまうことがよくあります。
例えば、以前書いたことがあるけど前日のご予約の確認。
「ご予定の変更などございませんか?」とたまに聞いてしまっていることがあります。
まずは、言われる側が自分であるとイメージしてみましょう。
もし、例えばちょっと微妙なスケジュールだったりしたら、「あ、キャンセルしていいんだ」と受け取ってしまって、
「じゃ、一旦キャンセルお願いします」と軽く言われてしまうような流れになっちゃったりします。
もし、「先日、ご案内しておりましたように明日の・・・時よりレッスン・パートナー・コンシェルジュ一同お待ちしています。」
だったらどうでしょう?万が一、少し微妙なスケジュールがあったとしても、「あ、向こうもスタッフの人がもう時間おさえてるんだな。」となりやすく、もし、微妙なスケジュール(だいたい、お遊び関係だと思いますが(笑))があっても、私たちのスケジュールを優先してくれやすくなるでしょう。
そうなれば、本当にキャンセルとなる時は、本当に仕方がないなと思える理由のものだけにすることができます。
あるいは、買い物なんかをしていても買おうかどうか悩んでいる時に、待ちきれないで、
店員さんがこちらの思ってることと、関係ないことをこちらから言ってしまうことってありませんか?
例えば、「やっぱりお金のところなどですかね」とか「決して安い買い物じゃないですから」って、
自分が言ってるわけじゃないのに、そう言われたらどう思うでしょう?
きっと、「あ、これって高いの?」と刷り込まれます。
つまり、料金が高いか安いかという相対的事実ではなく、言われた言葉に対して認識を変更されているわけです。
よく私なんかだと、洋服屋さんで悩んでる時に全然関係ない服を持って来られて、結局気持ちが変わってしまうことがあります。
それだけ、人の発する言葉というものには相手をプラスの方向にもマイナスの方向にも
持っていく力があるといえますね。
タクシーの運転手さんなんかでも、ちょっとムッとした顔で運転していて「ちょっと感じ悪いなー」と
思っていても、こちらから話し始めたりした瞬間、急に笑顔になって空気が和らぐことがあります。
本当は逆ですが(笑)、運転手さんの中にはお話を仕掛けてくるタイミングが上手だったり、
ポジティブな運転手さんですと、多分、私もその雰囲気に合わせて会話するのできっと運転手さんから見たら私もきっと、
ハッピーそうなお客様だなと思いますよね。
でも、逆に妙にムスッとしてたりする運転手さんだったり、こちらから頑張って会話をふったのに反応が悪いと私も
スマフォずっと見ちゃいます。そうなると、運転手さんから私を見たら、感じの悪いお客様になっちゃうかもしれませんよね。
つまり、相手の反応というのは2つあって一つは相手が本当にそう思ってる時。
そして、もうひとつはこちらの言葉や行動に反応している時があるということですね。
前者は変えることが出来ませんが、後者は自分次第と言えます!