もし、あなたが今日1日で誰も怒らせることがなかったら、あなたは本当のメッセージを何も発していない
(Dan S. Kennedy) 〜 本当に大事な人の為に伝えるためには、万にイチの反感を怖がることを優先すると大事な人を守れない。
少し刺激の強いコトバだったんですが結構当てはまるなぁと思ったので
ご紹介させてもらいます。
まずは、ちょっと自分を振り返ってみましょう。
お客さまだったり、友達と飲みに行った時でもいいかもしれません。
自分ってどんなタイプでしょう?
「そうだね。そうだね。」と相槌ばっかりうってしまうタイプ?
それとも、「いや、それはおかしいよ」と友達でもお客さまでも言ってあげられるタイプ?
普通の人は、前者になりがちです。
それは、何故かと言うと相手の為を思って言ったつもりが反感を呼んでしまうことがありますからだったら、その場をなんとなく「そうですね」と言う方が楽ですからね。
でも、本当に相手のことを想ったらどうでしょう?
「ちょっと違うんじゃない?」と思ったらそう言うことのほうが本当の善意かもしれませんよね。
あまりいい例えじゃないけど、友達が悪い男に引っかかってて何度も裏切られているのに
「私がいないとあの人はダメなの」と相談されたらどうでしょう?
その場の空気にあわせて「ウンウン分かる」という人もいるかもしれないけど、「そんな奴、別れちゃいなよ」と思い切って言うことのほうがその人のためかもしれませんよね。その後、どうするかは本人次第ですからね。
政治家なんかはちょっとした発言ですぐマスコミに失言だと揚げ足を取られてしまいますのでなかなか、自分の言葉で話すことは難しいですよね。
でも、好き嫌いは別としてそうした反感を恐れずに自分の言葉で言う政治家は嫌われることもありますが、やはりファンも多い気がします。私は逆に心にもない偽善的な上辺っつらな言葉をチャラチャラ話す政治家のほうが誠意がないと思いますし、逆に少し言葉が尖ってたり時には間違ってるかもしれないけど、自分で考えて自分の言葉で反対を怖れない人のほうが誠実だと思いますね。
何が言いたいかというと、本当に相手に響くことを言おうとしたり、人の記憶に残るメッセージというのは逆に言うと、反感を覚える人も少なからずいるということです。でも、その僅かな反感を恐れることを優先して相槌で終えちゃうか。
あるいは、反感を恐れずにちゃんと自分の言葉で言うことで多くの人の心に残ることを伝えるか・・・・ですね。
昨日私もメルマガで30代以上の人のほうが英語学習有利な話を書きました。
これは、私自身いままでずっと思っていたことですし、現在の日本の教育システムを考えると間違ってないと思いますがこのことを書くと、20代の人はあまり心地よくないかもしれません。
でも、今回まずは30代以上の人に共感してもらうメッセージを書きたかったのであえて今回は20代以下の方には少しムっとしたかもしれない内容で配信してみました。(もちろん、本文ではじゃぁ、30代以上の人はどう勉強すべきで、逆に若い世代はどうするべきかも平等に書きましたけどね)。結果は、思った以上に反響をいただきました。
もし、ここを無難に「みんな大丈夫ですよ」というメッセージにしたらどうでしょう?きっと反発はないかもしれないけど、メッセージが伝わって動く人も少なかったと思います。
幸い私たちは政治家ではありませんので失言問題で職を失うリスクはありません。だったら、思ったことを思い切って相手に伝えてみようという勇気こそが、本当の誠実さだと思いますね。
もちろん、サービス業ですからバランスは大事ですけどね。