久しぶりに書いてみました。
この成功回避願望って、変な言葉に感じるかもしれません。
だって、人間、うまくいくほうがいいのにと本来思うはずなんですから。
ところが、どっこい振り返ると多くの人が経験するかもしれませんが、
前進しかけると急に怖くなることってあります。
分かりやすいのが誰かと付き合い始めたり結婚することが決まるとき。
好きな人がいてつき合うまでって、色んな事を想像したりして楽しいもんですが
いざ、そこから具体的に前進し始めると怖くなることってよくあります。
マリッジブルーなんかはその代表例でしょう。
大学受験なんかでも、そこまで凄く準備していて模擬試験でも
志望大学に受かることは、間違いなさそうなのにいざ、受験が近づくと急に体調が悪くなったり。。。
なぜなら、人間って願望だけもってる時が一番楽だからです。
何の責任も持たないでも願望だけは持てますからね。
でも、いざ本当に具体的な状況になるとやっぱり、気が重くなる。仮にそれが良いことだったとしても。
それは、未来に対して願望だけしてたステージから、いざ、具体的に自分が当事者になるのは人間、
怖いし面倒だからでしょう。
こういう現状維持の思考から抜け出すのに一番簡単なのはただひとつ。
自分の将来なんだから、自分で決めるんだ、と自分の行動や判断に対して責任を持っちゃう覚悟をすること。
これを内部要因思考といいます。
そうすれば、うまく行かなかったとしても「じゃ、自分が次どうしたらいいか」と思考の中の主語が
「自分」になります。そして、自分の問題だと思えるようになると変えることは簡単です。なぜなら自分自身のことですから。
逆に、「・・・だから」と外部に理由を持ってるとどうでしょう?
会社だったら、
・ 景気が悪いから今は難しい
・ 天候が悪いから・・・・
・ 資金が足りないから・・・
こんなことがよくうまくいかない時には口から出てしまいます。
でも、自分だけの力で景気を良くすることは出来ません。
資金が足りないからと、融資してくれる銀行を変えることも難しいでしょう。
なぜなら、それは外部のことですから。
ただ、気をつけないと言い訳の理由にはしやすいので、じゃぁ、
自分だったらどうしよう、と考えることを止めちゃう。
(もちろん、厳密に言うと景気を良くしたかったら、その景気を良くする正しい経済学をマスコミ等に出てくる
コメンテーター学者のコメントを信じないで、自分自身が勉強してその政策をすることが出来そうな人を政治家に選ぶための
一票を投じるところまで、と考えればばできるでしょう。)
そして、願望だけは持ち続けるので何も変えることが出来ないと思うと、
そのギャップにストレスもたまっちゃいます。
だからこそ、こう思うといいでしょう。
今、もしより良くしようと思った時「自分はどうしたらいいだろう?」って。
そうすると、自分のできることから物事は良い方向に動き始めます。