今日から◯◯さんもお仕事を始めますね。
◯◯さんに、そして、他の先輩社員のみんなにも共通することですが新しく仕事を始めた時に
研修を行いますね。
これは、私たちのサービスを行うに対して直接関係し、今すぐ必要となるスキルを如何に速やかに
学んでもらうか、ということが目的です。
業務に必要となるスキルがないことにはどうしようもないです。
ですので、こうしたトレーニングはとても大事でありますが、一方で多くの人がそうだと
思いますが業務ができるようになったらそれでいいかなと思ってしまうのは、その人のサバイバビリティに
関わってくると思います。
つまり、仕事で学ぶスキルの多くは仕事で直結します。
したがって結果はすぐに出ます。業務で必要な英語表現だけ、あるいは、単語だけ覚えるのもその一つです。
これはこれで大事。
一方、今すぐ使えるか分からないかもしれないけど、業務にそこまで
直結しないまでも、まずやっておくことで長い視点で見た時にとても大事な能力開発って結構あります。
仕事では使わないかもしれないけど、ITのスキルを高めようと思ってみたり、
簿記を学んでみたり。あるいは、英語の仕事だけどフランス語を勉強してみたり、はたまた、英語でも
日常会話ではなく、より高度な語彙力を増やしていったり。
こうした自己トレーニングは、今すぐ使うことはあまりないため効果は先程の
業務に繋がるトレーニングの即効性に対して、遅効性だと言えます。
今、お仕事で英語を使ってないけど英会話を学ぼう、と考えて
いらっしゃるお客様にとっては、英会話力、というのも遅効性のパーソナルトレーニングと言えますね。
そして、遅効性=長期的な努力ともなるため大体のケースでは
後でいいや、時間があるときにやろう、となって結局手を付けないことが殆どです。
そんな時のオススメは、タイトルにもある「時間の天引き」。
やらないよりは5分でもいいからやろう、というのがその趣旨です。
・ 1日5分だけ高校時代の教科書に出ていた英単語を3つずつ写経してみる。
・ 1日5分だけストレッチをしてみる
・ 1日5分だけパワーポイントを使ってみる
なんでもいいです。
一見、すぐには役に立たないことですがあとで色々と組み合わさって必ず自分にリターンを
もたらしてくれます。
私にとって、今、自分の自分磨きは社会思想の勉強。
特に江戸期の哲学者たちの事を調べています。
一見、bに関係なさそうですが意外や意外に私が執筆中の本のネタに化けてくれたり、
はたまた、会社の将来を考える時の思想面からの理論武装を手助けしてくれたり、色々と効果がある気がします。
あと、私がこの3年でやりたいのはトライアスロンと乗馬。どっちも、仕事にはあまり
直結しないように感じますが、きっと役立つと思います。あとは、ロンドンにある日本酒の国際機関で日本酒ソムリエの資格を取ること。
これも、英会話の事業と別なんですけどね。
はじめは多くのことに手を出すのは大変ですが、少しずつ、自分の周囲の世界を拡めるために
積極的に無駄に見えそうで無駄じゃない自己トレーニングをしてみましょう。