私自身もついついやっちゃうことですが、何かあった時に、
・ 忙しいからなかなか人と会う時間がなくって・・・・
とか、
・ 時間ができたらやります
なんて言ってしまうことがよくあります。
あるいは、もっと身近なことだと、他のもっと良いやり方があることを知ってるんだけど、
そのやり方を覚えるのが面倒くさいから、ついつい、今までのやり方でやってしまう。
パソコンなんかでOfficeで知ってると便利な機能があって、使いこなせると
すごく仕事が楽になるけど、面倒くさいから自分が以前からやってる手間のかかる手作業で片付けちゃうこと、
ありますよね
人間って、不思議なもので仕事なんかだと始めたての時。
あるいは、学生時代なんかだと、結構新鮮なものだから集中してどんどん新しいことを吸収しますが、
少し慣れてくると意外と、こうした新たなインプットを面倒臭がる傾向があります。
お客様や私達の身近なところでは英語なんかそうです。
基本、英語力のレベルを上げるには結局は語彙力を強化すること、表現を増やすこと。これが必須です。
ただ不思議なもので初めは集中してこうしたインプットをしてたはずが、気づけば今の手持ちのコマだけで表現してるから
どうしても、ありきたりのパターンしかない状態になったりします。
これは人は、社会にでると目の前の仕事こなすことに一生懸命になってしまうからなんですが、
逆に言うとそれを言い訳にして、この追われるサイクルから抜けれないと、余裕が生まれなかったり、英語だと
表現力が一定のところで止まってしまいます。
一方、こうしたちょっと手間はかかるけど一度時間をかけて学んだりすることは
時間という観点でみると、「消費」ではなく「投資」になります。
消費というのは消して費やすものですが、投資というのは将来に残ります。
手間はかかるけど、1度、自分にとって投資してみるものはなんだろう?と考えてみるのはとててもためになります。
新しい製品を買った時なんかそうですね。
昔は私もそうでしたが、マニュアル一切読まないで感覚でどんどんいじりながら覚えるほうが
良いような気がしますが、マニュアルってやはり、開発した人が「ユーザーはここが困るだろう」と考えて作成してくれています。
だからパソコンでも何でも買ってすぐに作業に入る(もちろん、自分が詳しいものならいいですが)
前に、ちょっと5分・10分、まずマニュアルに目を通してみて、それから作業に入る。これだけでトータルで見ると
使いこなせるようになるまでの時間をセーブできたりします。この5分、10分が投資的な時間になります。
普通は、面倒くさくてすぐに作業に入っちゃいますけどね(笑)。
投資的視点、持ってみましょう。