1月に入って色々バタバタしていますが、こんな時だからこそ、あえて、
普段のペースを崩してはいけない、なんて思いながら今進めている出版の作業をしています。
とはいっても、もちろん本業が最優先事項ですので予定としては今年後半。
9月を目標として、1周間で10ページ、10万字くらいの情報量で自分の考えをまとめられたらいいかな、なんて思いながら
今まで自分の頭のなかで思考していたものを言語化する作業をやっています。
内容としては、今、日本で言われている英語公用語化関連のトピック。
(こんな仕事ながら皮肉にも私は反対側の立場でまとめてるんですが)、
掘り下げていくとどうしても、奈良平安時代から明治期の日本がどのように当時の普遍語である漢語や英語と葛藤し、付き合ったか。
あるいは、古代ギリシャ哲学から中世ヨーロッパのラテン語時代、
そして、なによりローマ帝国が言語という観点で何故滅びの道を歩んだのか、、、、
そこまで掘り下げて、もう一度様々な本を読み直したりしながら、まとめています。
で、話が繋がるんですが仕事なんかそうですが、ある程度、人間って自分が学んで来たこと、
経験してきたことから自分だけが直感的に今までの経験を総動員して、ある程度適切な行動や判断をすることは
可能だなと思うんですが、いざ、これを他人に教えるというのはとても難しい。
私もトレーニングとかしてると「これはこういうもんなんだから」と言っちゃいたいけど(笑)、
やはりはじめて学ぶ側はどうしてなのかが腑に落ちないと、行動に落ちないだろうなぁということでその説明方法を
すごく考えてしまいます。
これから新しいスタッフも増えます。
ですので、更に新しい人を育てる、ということが私達の仕事に今まで以上に加わるのですが、
これは今までの自分の直感のようなものが他人に説明できるようにするために言語化できるのでとても良いことだなぁと思います。
(ということで、マニュアルももう一回見直しかけてます)。
これって、とても私達にとってもよい学びとなるなと思います。
もちろん、教える側だけじゃなくて、教わる方もそこまで教える側が
う~んう~んと悩みながら説明していると思えば、
だらだら聞かないで、きっと本気で聞いてくれるでしょうからね。