冒頭からとなりますが、昨日はbにとってとても大きな一日でした。
皆さんの入る前にbに投資してくれていた投資家さんに、4年前からコツコツ毎月末返済していた
投資金額を全て完済したからです。つまり、晴れて本当の意味でbは昨日完全に独立した会社になったわけです。

私にとっては実は気持ち的にはとても大きな一日でした。
ところが、そんな感慨を保ちながら自宅に戻ってきた時に私を待ち受けていたのは
とてもショックなニュースでした。

私が人生で2人だけいる学生時代の恩師の1人がお亡くなりになっていたという
喪中のお知らせが、ポストに入っていたからです。
（もう1人の方は既に他界されてます）。

中学・高校（実は大学も）別に英語は好きな科目じゃなかった自分ですが
この先生のお陰で取りあえず、大学に受かるくらいの英語力は身についた、といっても
大げさじゃないくらいお世話になった方です。もともと、この事業を始める予定がなかったにも関わらず、始めた後になんとか
やってこれてるのは、この人のシゴキがあってこそでした。

また、私が中学を1学期目でドロップアウト（かっこ良く言うと。かっこ悪く言うと逃げ帰って）した時に
拾ってくれたのも、この先生でしたし、阪神大震災の時に私の実家が大阪に避難していた時に、論文を書く場所がなく
個人でされていらっしゃった塾のスペースを貸してくださったのもこの先生でした。

ということで、恩人中の恩人の一人で一度ご挨拶に行こうと昨年下準備をして
お手紙を年末に出して「今年のどこかでお時間見つけて伺います」としていました。

ところが残念ながらその約束は果たされず先生は先にお亡くなりになっていました。

確かに今年は本当に色々あって忙しく、関西の実家に戻った時に先生のことを思い出しながらも、
「また今度に」と思って東京に戻ってきていましたので、チャンスは何度かはあったはずなのです・・・・。
が、自分はその約束を果たすことができずに先生のご存命のうちにお会いする機会を失ってしまいました。
（昨晩、大泣きしたんですがこれ書いてるうちにまた泣いてしまいました）

人生は本当に短いです。
その中で、自分が成し遂げたいことを出来る人がごくほんの僅かなのはひとえに
「行動」するかしないか、の差じゃないかと思います。頭のいい人は世のなか山ほどいますからね。

今回は前置きが長くなりましたが、Just Startという本
（副題：　Take Action, Embrace Uncertainty, Create the Future）には何故「行動」が大事かが
書かれていました。

1. 行動すれば、何がうまくいくかがわかる

2. うまくいかないこともわかる

3. 行動しなければ、何ができて何ができないのかがわからない

4. 行動すれば、「それ」が好きかどうかがわかる

5. 「それ」が嫌いかどうかもわかる

6. 行動は市場の反応を引き出すので、新たな視点を得られる

7. 行動を起こすうちに協力者が見つかる

8. 行動を起こすうちに、もっと手早く、安く、上手な方法が見つかる

9. 行動を起こせば、残りの人生で「もし?を始めていたらどうなっただろう」と無駄に考えずにすむ

10. 考えてばかりいたら、人間として魅力がなくなるかもしれない

11. 考えてばかりいても、知識は増えるかもしれないが、具体的なものは何も得られない

12. 行動は必ず形になる

13. 行動すれば、現実がわかる

いかがでしょう？

結局、思い立ったが吉日というのはほぼ全ての局面でその通りなのでしょうね。
（あえて、待つという判断をする時は自分が外的理由で言い訳するんじゃなく戦略的な判断として
待つ時だけでしょう）。

早速、奥様には今朝お電話でお悔やみをお伝えし、また、自分が今何をやってるのか。
そして、横浜スクールが開校したらそのご報告に先生の墓前に伺うことをお話しました。

これ書いてて、ホント自分ってダメダメだなぁと（多分先生も天国でそう思って見てるでしょうが）
思いました。でも、人はそうやって反省しないと前に進まないです。

失敗→反省→改善のPDCAの繰り返しですね。