年末にみんなにプレゼントしようと思ってる本がありまして、
読みなおしていた時に、見つけたフレーズです。
この本を読むと自分の中にある、意識を顕在意識と潜在意識に分けて
わかりやすく説明してくれてます。と同時に、もう一人の自分=潜在意識とのつき合い方も
分かってきます。
普通はもう一人の自分としての潜在意識をあまり意識してない。
だから先日話したように、何かをはじめても続かなかった時、その続かない理由が
潜在意識の持ってる現状維持をしたがる悪いクセであることに気づかない。
一方で、あ、これが潜在意識の現状維持メカニズムなんだ、
とわかっている人であれば、逆手に取ってうまいこと潜在意識を教育できちゃうわけです。
つまり、ずっと続けて習慣化させれば、今度はその良い習慣=潜在意識にとっては現状になってくれる。
良い習慣=現状であれば、次にさぼったりしにくくなりますよね。
この潜在意識とのつき合い方を知ってると、ホント、
色んなコトに挑戦するときに気持ちのブレーキがかかりにくくしたり、
あるいは、良い習慣をクセづけることができるのでお勧めです。
世界のHONDAを創業した本田宗一郎さんは、まだ本田が町工場時代
いつもみかん箱の上で「世界のホンダだ」と言ってたそうです。
本能でしょうが、潜在意識に世界のホンダという意識を刷り込ませると、
顕在意識の中でも、それに基づいた行動をすることを知ってたのでしょうね。
昔キン肉マンという漫画でも、キン肉マンが強敵と戦ってる時に、
「へのつっぱりはいらんですよ」というと、「言葉の意味は良く分からんが、とにかくすごい自信だ!」って
いつも、アデランスの中野さんと与作さんが解説で言ってました。
少年ジャンプ全盛期。
スポコン漫画でしたので最後は主人公(キン肉マン)が勝つのですが、
実力、パワーで圧倒的に勝っている敵の超人に対して、倒れても流血しても勝つんだと
立ち上がって最後は敵をやっつける(分かりやすいですね)ストーリーでしたが、ここにもひょっとすると
潜在意識と顕在意識のつき合い方をうまくまとめてくれてたんじゃないかなと思います。