自立のパワー(あなたはどっち?)
購読しているとあるメルマガのつかみが上手でした。
朝一番でメールボックスに飛び込んできたのですが、タイトルは「あなたはどっち?」
①「自分は___する権利がある」と思うタイプ?
それとも、
② 欲しいものは自分で手に入れるのか?
どうも著者の方の趣旨としては、①の意識が強すぎると甘えぐせがでるということが
いいたかったのかなと思います。
この考え方は私も概ね賛成です。
もちろん、世の中にはどうしようもないくらいにスタート地点から不利な状況の人がいますので
こうした人でもチャンスを掴めるようにしたり、救済することは大事でしょうね。
一方で、普通の人までみんな①の視点から考えるときっと、社会だったり組織も
なりたたないですよね。
逆に、②の思考方法の方が基本的に良い結果になるのは、「自立」することには
大きなパワーがあるからだと思います。
どんなに、大変でも自分で責任を負うことを重視すると、完璧ではないかもしれないけど、
自分の行いをコントロールする習慣が身についてきます。
人によっては、主体的ではなく「・・・あるべきだ」と自分ではなく外部(世の中、景気、他人)に不平を言っちゃったり期待したり(助けてもらう)という方が楽だと思う人もいるのかもしれませんけどね。
もちろん、②に行き過ぎても弱肉強食になってしまうんじゃないか?
という疑問が出てきますが、ここは、バランス感覚で間にきっと良いポイントがあるのだと思います。
昔の人は賢いなぁと思いますが、明治時代に多くの英単語が日本に流れた時、
今で言う「権利」を意味する”Right”を翻訳したのは福沢諭吉だったと思います。
確かに英語を直訳すると”Right”は「正しい」という形容詞でもありますが、
きっと福沢諭吉は素朴に、「人間がすべて正しいはずなんてないじゃんか」と思ったのでしょう。
当初の当て字として、「権理」として「利益」の「利」の代わりに「ことわり」の意味をあらわす
「理」を使ったそうです。つまり、自分が何かを主張するにはそれなりの「ことわり:理由」と責任を持とうぜ、としたのでしょう。
まずは、「自分」が「自分」で問題や課題と向きあおう、と思えると、
少なくとも完璧で納得できる結果じゃないかもしれないけど、とにかく何かしら自分でやろうと
思えるようになります。そして、「自分」が当事者としてこなせばこなすほど、周りに依存しているよりもめちゃくちゃ成長できるわけですね。
今、英語関係の本を書いてるのですが、調べれば調べるほど昔から日本にあった漢文翻訳から作り上げてきた翻訳の力があったからこそ、今の科学力や文化力があったんだろうなと思います。このあたりは、また今度。
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