人が大きなことを決めるときにどんな視点から見ているか。
これをとある本を読んでいた時に、9つのポイントでまとめていました。
私達の場合も、主に1~6の部分は特に重要そうですね。
1.うそ偽りない人間か(誠実さ)
2.真実を話しているか(信用性)
3.知識が豊富で優秀か(確実性)
4.自分に合っているか(関係構築の可能性)
5.相手の声を聞いているか
6.全体的に見て頼れそうか(安全性)
7.今後の計画を自分は理解しているか(安心感)
8.適正か(価値)
1のうそ偽りない人間か。
これは、率直にお客様に伝えているかということもあるでしょう。
私たちはサービス業です、ということが多いのでついついその観点から見ると気を使った言葉に終始してしまいがちですが、一方で、教育業の立場から見れば、お客様が口では言わずともこころのどこかで期待しているのはやはり、甘い時には甘いといってくれることおあるでしょう。
2の真実を話しているか。
1の続きとなりますが、今の時代、もちろんお医者さんだって商売ですから気を使うところは気を使いますがやっぱり言わないといけないことは言いますよね、というか、それも言わない感じのよいだけのお医者さんなら逆に患者さんは疑っちゃうかもしれません。
私達の場合も基本、お客様の英語が話せない、というコンプレックスに対してあまり重く思われちゃうのもよくないので気を使って話しますが、やはり、それはおかしい、あるいは、甘い、と思った時に言えるかどうかは大事です。
3の知識。
これは言うまでもありませんがやっぱり努力。
一つは自分が売っているサービスをしっかりと理解できているかということ。
一般論としての英語力ももちろんですが、それプラスで、例えば私達の商材がどういう流れで進んでいくか。
この辺りは、慣れるとついついブラッシュアップするのを止めてしまいます。
(私自身、そうでしたから)。
今日は4番までと思ってますがこの関係構築の可能性。
ビジネスだったり心理学の世界で言うラポールの構築、というものですね。
もちろん、すべての人と仲良くなることなど不可能です。
一方、ラポールとはフランス語で「橋をかける」という意味だそうです。
つまり、相手と自分との間に心の橋が架かっている状態で、心が通じ合い、互いに信頼し、相手を受け入れている状態を意味するそうです。
本当に小さなことですが、一番のコツは相手に興味をもつこと。
どんなに趣味が異なろうが、キャラクターが違おうが、やはりどこかに小さな共通点など見出すことができます。
コツとしては、
相手をよく観察し、
相手との共通点を見つけて、
相手の認識や経験を共有していることを相手に示して、
相手が世界を見るように見て、相手が感じるように感じ、相手が聞いているように聞く
そうです。
難しいのでテクニックは省略しますが、素朴にどんな人とお会いするときでもその人に興味を持てば自然とそうした行動をとっていると思います。
こういうことってついつい忘れてしまって、自分が伝えたいことをどう伝えるか、というコチラから相手側への方向ばかり気にしてしまいますが、特に初対面の方とはラポールがない状態でこっちのことばかり話すと逆効果ですね。
まずは興味を持って上手に聞いて共通点を探していくことから始めましょう。
そうすると、1~3のことも活きてくるかなと思います。
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