以前、エジソンの言葉で
「ほとんど全ての人間は、もうこれ以上アイディアを考えるのは不可能だと いうところまで行き着き、
そこでやる気をなくしてしまう。いよいよこれからだというのに。(Thomas Edison)」
という言葉を紹介していました。
でも、この言葉を書いた時にはそのエジソンの忍耐力の強さを皆で見習いましょうね、みたいな気持ちで書いていたのですが、たまたまオーディオブックを聴きながら、なるほど、そんな解釈もあるのかと思ったので今日は紹介します。
エジソンは電球を作るのに1万回の実験をしてやっと開発したわけですが(ホント、この努力がなかったら今頃、どんな世界なんでしょうね)、その点について多くはエジソンが根気強く実験を続けたその忍耐力の強さに焦点が行ってしまいがち。
ところがエジソンがすごかったのは、エジソンが1万回目の実験にいくまで9999回諦めたことこそがスゴイのでそこで、1万回違う方法を試したことこそがスゴイんだ、ということを言ってました。
確かに仕事に慣れて同じ事をずーっと繰り返すと疑いがなく同じ事をやり続けることってあります。
私達でも、今回システムを開発するときに
「FB FlowってどうしてLPが作ってるんだろう?」と素朴に思って廃止しました。
でも、振り返ってみるとなんであったかって言うとそれが、一番はじめに作った時にあったから。
それだけなんですよね。実際に作成しても見られることもないドキュメントだったわけです。
常日頃自分の業務だったり、あるいはお客様とのコミュニケーションの取り方。
すべての中で素朴に疑問に思って新しいことを試してみる習慣ってとても大事だと思います。
もちろん、失敗して昔のやり方に戻ることもありますが、失敗することで
なんで昔からのやり方に意味があるか、という理由も見えてきますからね。
エジソンが1万回の実験で電球を作ったワケ
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