開花するとき
私もよく言っちゃうことがありますが(まさに、ここのタイトルがそうなんですが)、
「ハッとしました」なんていうことがあります。
今日、この言葉は5月に銀行業務で青山の三菱東京UFJ銀行に立ち寄った時に
近くの花屋さんで購入したゴーヤとパッションフルーツのグリーンカーテンが、今朝見てみたら見事に成長して(もう2m近いです)、花を咲かせていましたことから、キッカケをもらいました。
ここで言う、ハッとすることって、私の場合はメンターの方と話している時に、
自分とは全く異なる視点から指摘されたことが「まさに」と思った時。
あるいは、みなさんもそう思うことがあると思いますし、
逆に、みなさんのちょっとした一言でお客さまがハッとされることもあると思います。
ところが不思議なのですが、10日後、1ヶ月後、あるいは1年後に「あの時のことどうなってる?」と言われたときかれたときどうでしょう?きっと、8割くらい、いえ、ひょっとしたら9割くらいの人がその瞬間ハッとしたことを忘れてそのままいつもどおりになってたんじゃないかと思います。
人の能力や会社の業績もそうかもしれないのですが、いきなり覚醒することはそうそうありません。ドラゴンボールで言う超神水とかナメック星の長老はいなくて、
いたとしても、それはキッカケに過ぎないわけです(たしか、長老はキッカケといってた気がしますが)。
人間の能力には、「能力の芽が出る」「能力が開花する」という言葉があるように、さっき
紹介したゴーヤやパッションフルーツのようにどちらかというと、植物の成長にたとえられることからも分かるように時間がかかることがほとんど。
土に種を植えて、まだ芽も出ていないのに、
いきなり結果だけ求める、というのはやっぱり現実的じゃない。
ただ、ハッとするというのは、「芽の出し方のヒントを得た」くらいに思って、
「あ、そうか。種のままじゃいけないな」と気づくことなんでしょう。
そこから芽を出すかどうかは、その人次第。
芽を出してから葉を広げるかどうかは、その人次第。
葉を広げてから開花するかどうかは、その人次第。
開花して咲き続けるかどうかは、その人次第。
結局、あとは自分次第なんでしょうね。
かくいう私自身、気づけばあの時インスピレーションを得たはずなのに、何もやってない・・・・ということが多々あり反省です。
開花するとき
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