(時と場合によって)絞り込むことの大事さ
今朝の吉野真由美さんのニュースレター(スクールの方に届くやつではなくて)でふとこのことを思い出して書いてみました。
色々と伝えたいと思う時こそシンプルにしないと、初めてお会いするお客さまには
結局、私達が何を伝えたいかわからなくなってしまう、ということがあります。
部屋のレイアウトなんかでもそうですよね。
個別個別で見たら、いいものってたくさんあります。
例えば、ソファーはちょっとキリッとしたモード風。
デスクはナチュラルな北欧風。
食器は、最近ハマってる和風。
そして床のカーペットはこれまた違ってカントリー風。
全部、自分が好きなものかもしれないけど、お客さんがいらっしゃったらこの部屋のコンセプトって分かりません。
もちろん、こうした異なるものを完璧に調整することができるデザイナーさんみたいなひとも
いるのでしょうが、基本的には私達のような一般人だったらある程度、「この部屋のコンセプトはコレ」と決めないとまとめることはとても難しいです。
同じように私達がお客さまにご案内するときもこのことを気をつけないと、あれもこれも話しているうちにワケがわからなくなってしまって、お客様は、ま、いいやってなっちゃいます。
そこで話が吉野さんのメルマガになりますが、以下、ちょっと引用してみます。
以下、吉野真由美さんのメルマガからの引用—–
ある時、
あいまいなプレゼンをする営業マンに出会いました。
彼は薄く笑みを浮かべながら、
しきりに話しをしています。
でも、
すべてにおいてお茶を濁したような話し方で、
結局何が言いたいのか全然わかりませんでした。
で、「何が言いたいのかよくわかりません」と言ったところ、
彼はポツリをつぶやいたのです。
「やっぱりソフトに感じ良く伝えるってむずかしいのでしょうか」と。
私はようやく意味がわかりました。
彼は、「伝える」ということと
「自分をソフトに感じよく見せる」という
2つの目的を同時に果たそうとして、
しくじっていたのです。
「伝える」なら、伝える、
好感度を上げるなら、好感度をあげる。
目的はひとつにしぼって話しましょう。
でないと、何も得られません。
引用、ココマデ—–
どうでしょう?
私達もついつい、あれもこれも、となっていることがありますが、ちゃんと絞り込んで話すことを心がけましょう。
私個人的には、これが行き過ぎるとワンフレーズのキャッチコピー至上主義になってしまうので好きじゃないんですが、そうだとしてもある程度絞り込む事自体は大事ですね。
(時と場合によって)絞り込むことの大事さ
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