If you wanted to do something-anything-successfully, all you needed to do was look around at how the majority was doing that thing, then, do the opposite. (Earl Nightingale)
多数派の専制なんて言葉がありますが、もし、世の中の大多数が正しければ人類はすでに神様になってるだろう、なんてすでに古代の哲学者が言ってたと思います。
もちろん、人間は身近な欲望や感情に流されるし、楽して最大のリターンを取ろうとします。
ダイエットでも英語でも、1日●●分で、というものが今でも売れ続けるのは、この人間の性なのかもしれません。そんなはずないんですけどね。
世の中いろいろとうまく行った実例やノウハウの本がありますし、私もケースバイケースで
こうした本に手を出してその中から少しでも使えることをピックアップして自分たちに適用しようとするのですがやはり、成功モデルというのは会社や個人によって環境が異なると少しずつ変わってきます。
一方で、こうしたら失敗しない、ということを見つけることだけは意外と簡単です。
なぜなら、世の中の大多数は大きくはうまくいかないのだから、その逆をやればいいということですね。
例えば、大多数の人が好きなコトってなんだろ?
と考えてみましょう。
・ 夜更かしして翌日眠いまま仕事に行っちゃったり
・ 酒を浴びるほど飲んじゃったり(私も酒好きなので耳が痛いですが)
・ ウソをついちゃだめと思ってもついちゃったり(もちろん、方便というところもあるでしょうが)
・ つまらないテレビの番組ばかり見てしまったり、テレビのコメンテーターの意見を鵜呑みにしてしまう
全てがダメなわけじゃないですが、節度をもってみたらどうでしょう?
きっと、差がつきますよね。
この言葉をまとめてくれているのが、今日の言葉の書き手のアール・ナイチンゲールでした。
こう書いちゃうと、民主主義を否定するのか?なんて言われちゃいそうですが、
本来民主主義ってのは、多数派が正しいんじゃなくて、多数派は間違える可能性が(大いに)あるということを理解した上で直接ではなく間接民主制を採用したのでしょう。あの巨額の金が動いて選挙というよりは、マスゲームに近いアメリカですら大統領選挙人団については
過半数に縛られなかったりするわけですからね。
いずれにしても、悩んだら多くの人がやってることの反対に答えがあるかもしれない、
ということを意識しておくと、色んなものが見えてきます。
If you wanted to do something-anything-successfully, all you needed to do was look around at how the majority was doing that thing, then, do the opposite. (Earl Nightingale)
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