Good Enough is Good Enough(それでよければ、それでよい)
完璧主義と思考停止の関係
私も書いてて思ったのですが、基本、細かいことは細かいです。
例えば、トイレの汚れ、あるいは、エクセルシートのステータス変更ミスなど小さいことだけどとても大事なことに対してはかなり執着します。
一方で、人生もビジネスも最後はトータルで見てどうだったか。
だと思います。
だからこそ、おおらかに見るべきことはおおらかに見る必要もあることも意識しておかないと悪い意味での完璧主義の罠に落ちいっちゃいます。
完璧主義の罠というのは思考停止の罠でもあります。
つまり、何かを完全にしないと前に進めない、と思うと前に進まないことの言い訳になってしまったり、
あるいは、そもそも考えないという危険性が伴うわけです。
これは、英語学習なんかでも似ているのですが先に進んではじめてすべてが繋がる
ということが、仕事でも人生でもたくさんあるわけです。例えば、1つ1つのテーマを完璧に理解しないと
次に進まない人。もう一人は、7割型理解できたら先に進む人。
一見、完璧に進んだほうが良さそうに感じますが、どちらの人が上達するのが早いか。
それは、後者です。
なぜなら、今この1点において自分の持っている知識や理解で完璧を目指しても、所詮今のベースの完璧というのはたかが知れています。一方で、70点でいいからまず先に進んでみると、また新しいことを知ったり学びます。この新しい知識があってはじめて、残してきてしまった30点の部分が見えてくる、ということもたくさんあるわけです。
例えば、PhotoJournal3に出てくる仮定法過去。
これは、結構理解するの難しいです。私のオススメの学習法は、なんとなく分かったらそれでOKで
次に進む。そうしていると、Photo Journal4では、仮定法過去完了も登場します。そうして、前に進んではじめて、過去のことに対する理解が深まったり、ということはたくさんあるわけです。
私はあまり好きじゃないですがソフトバンクの孫正義さんの言葉に、
「勝率7割で勝負する」 「五分五分で仕掛ける戦いは愚かであり、勝率9割では手遅れ」というのがあります。
でも、これはとても正しいです。
もし、完璧を期して動くのであれば私達が出しているニュースレターも、誤字脱字は一字もなくなるまで
多くの人の手間をかけて校正して配信するでしょうが、そんなことやってたら、配信数だってすごく減ってしまうでしょうし、何よりも、ニュースレターのノウハウも蓄積されない。
まとめに入りますが、完璧主義じゃなきゃいけないところと、Good Enough is Good Enoughで良いところ
というのは相反するんではなく、実は共存すると思うと良いでしょう。
Good Enough is Good Enough(それでよければ、それでよい) 完璧主義と思考停止の関係
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