なるべく気持ちを持ち越さない
たまたま、昨日Jackieと話していた時に思ったことです。
ちょうど、彼女が久しぶりにLPチームの中から久しぶりにフルタイムのマネジャーになって、併せて少し研修なども行うことになるので、その前に6月からすることを話していました。
えらいなーと思ったのが、皆さんにも渡したビジョナリーカンパニーをほぼ読破してたこと。
そして、賛成できるところ、賛成できないところも含めて自分なりに作者(ジェームズ・コリンズ)の意図を考えながら意見として持っていました。
特に私も実は読んだ時に賛同しながらもジレンマと思ったのが、誰をバスに乗せるか論。
私も7年も会社やっていろんな人と出会いがあるなかで、今では、コリンズと同じ意見になりましたが、はじめの頃は、「じゃぁ、社員の素養とは入社前に決まるのか?」と思って読んでいました。
もう少し掘り下げると、価値観であったり仕事に対する取り組み方を社会人になってから入れ替えることは本当に難しい(多くは実は家庭だったりその前の環境で決定される要素だから)が、一方で、そうした素養さえあればある程度スキル面の欠落は努力で補えるわけで、
そうした人達の集団がやはり長い企業の戦いでは強い組織になる、ということで自分なりにやっと納得した項目でした。
逆にそうした、素養がない人たちが集まるとてんで方向性がバラバラだから企業が発展しないということですね。
いずれにせよ、ちゃんと読んで疑問に思うところを自分の頭で考えていることに感心しました。
話が脇道にそれましたが、そんな時に彼女から6月に少しお休みを取りたいことを相談されたのですが、理由は、ご両親が結婚後40周年記念で親族を100人以上読んで盛大なパーティーをするそうです。ただ、相談するのに悩んでギリギリになってしまった、ということで、アメリカ人なのに珍しいなと思ったわけです。
普通に考えて、40周年ということは50周年に集まれる親族の人はより減ることでしょうし、
そんなの行っちゃっていいよ。ただ、社員になったあとはその先の代替の人を探してくるところまでが自分の責任だからね、ということで話したのですが、いずれにしましても、こういうのって気持ちを持ち越してあまりメリットはないなぁとつくづく思いました。
仕事ではDo the Big Rocks First(大きな石から片付ける)という言葉がありますが、
面倒くさいこと、嫌なことほど先に片付けると、そのことで気持ちをやきもきする時間がなくなってその分を有意義なことに使うことができます。
言うや易く行うは難いことですが、やっぱり、大事なことほど先に片付ける。
そうしないと、小さな雑務にも取りかかれませんから、一日、一週間で見るとすごく大きな差につながります。
なるべく気持ちを持ち越さない
Leave a reply