生産性というものは、偶然に達成できるものではない。自分を高め、周到に計画を練り、
集中して取り組んだ結果である(ポール・J・マイヤー)
いつも思うことなのですが、同じ人間で能力も大して変わらない人が
どうして、10年、20年と経過すると、その人の出来るアウトプット量に大きな差がつくのか。
この課題はいつも思いますが、決して、その人のもって生まれた能力とは
ほとんど相関関係がなくて、むしろ、意識の仕方じゃないかなと思います。
そんなことを考えているとこの言葉が出て来ました。
私自身、社会人人生の前半は大きな組織にいたことが多かったので
比較的恵まれた環境で、困ったら、他の部署の人に助けてもらう、ということを常として働いていました。
ところが、このままの状況が続くと、決してその人の生産性は改善しない。
一方で、時間を決めてそこまでやることをやる、という事に対して忠実に
過ごしていくと、自分の頭で何をやるとより効率が良いか、あるいは、より良いものが出来るか、
ということを考える癖が付きます。
そして、その課題を期限内に間に合わせるために試行錯誤でいろんなテクニックを身につけます。
例えば、パソコン周りでも昔だっったら全部マウスで右クリックでコピーして、その後貼り付けしてたのが、
ショートカットを覚えたり、あるいは、エクセルなどでもひとつのテンプレートから複数の人向けのものをまとめて作ったり・・・。
もちろん、こうしたスキルは学校に行って学ぶことも出来るでしょうが、そうして、
他律的に教わったことというものは、なかなか、自分の今眼前にある課題と直結しなかったりして、
知識だけで終わってしまうことがあります。
一方、一つ一つ、期限に間に合わすために努力をしていると、自然と、そうしたスキルを
自らもがきながら発見することができて、そうして、発見して身につけたスキルは一生、自分の中に残ります。
後のコツとしては、人間は重要なことを後送りに。
そして、どうでもいい目先の緊急(と勝手に思ってしまうことを)優先する癖があります。
今日やらないといけないことがたくさんある!
と思った時こそ、しっかりと、自分が今日一日でやるべきことをTODOで正しくリストアップしましょう。
緊急のメールでうろたえるのは後でも大丈夫です。
(しいていえば、私達の場合は当日ご予約だけは緊急で対応する必要があります)。
自分で作ったスケジュールを予定通り終わらせる。
これを繰り返していると、同じ1時間でできることの量は1年、2年と意識して努力していると倍、3倍はあっという間に行きます。
生産性というものは、偶然に達成できるものではない。自分を高め、周到に計画を練り、 集中して取り組んだ結果である(ポール・J・マイヤー)
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