謙虚さは自然が最初にくれた贈り物
決してプライドを持つな、という意味で書いたわけではないですが、
謙虚になることで多くのメリットを得ることができます。
一節には赤ちゃんがハイハイを覚えて、言葉をどんどん吸収していく一番の理由は
この謙虚さがあるから、と言われています。赤ちゃんの場合は、プライドどころか覚えるものが多すぎるから謙虚と言うよりは素直にならざるを得ないのかもしれません。
私自身もプライド(プライドという言葉よりは漢字で言う誇り、の方)はとても強いかもしれないけど、良い意味での謙虚さは常に持っていようと思います。なぜなら、謙虚でいることにはメリットが多いから。
メリット1
基本的に、謙虚な人は敵を作りにくいです。
もちろん、このひたむきさや謙虚さを憎むひねくれた人からは嫌われますが、それ以外の大多数の人には素晴らしい結果を出せば出すほど、謙虚な人は好かれます。
メリット2
協力されやすくなります。
素直な人、謙虚な人は、困ったときに助けてもらいやすいです。
逆に、虚勢を張ったり無理をすると、近づきがたくなりますので、困ったときにも助けてもらえない。
メリット3
素早く学びやすい。これが一番のメリットと思います。
謙虚な気持ちがあれば、間違えることも受け入れるし、失敗してもきまり悪く感じないです。
そして、わからないことはわからない、と堂々と言えます。
私の好きな哲学者の西部邁さんなんかは、もはや御年73を越していたと思いますが、
普通に若い世代に「これって何?」と自分の番組でも言ってますが、そこまで大物に素直に言われると言われた側も助けなきゃ、と思いますし、教わる側もすみやかに学べます。
こう書いてみると、謙虚であることのメリットは多いですよね。
気をつけないといけないのは、何事も卑屈になることと謙虚であることは異なります。
自分の大事にしているものや作り上げてきたものを意味もなく、攻撃された時に謙虚に相手のいうことをまずは聞くのは大事だけど、熟慮の結果、これは単なる個人攻撃でしかない、となった時には、自分の誇りをかけて反撃する気概を持つことも大事です。
ここでいう謙虚、という言葉は、英語で言うhumbleに近くobsequiousとは違います。
謙虚さは自然が最初にくれた贈り物
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