やる、と決めて期限前に終わらせるスキル
学生時代から振り返ると、この期限前に終わらせることって本当に難しかったと
思います。
例えば、夏休みの宿題。
私も8月最後の週までやらない夏が何度あったことか・・・なんて思います。
ただ、社会に出てからはこのスタンスでいるとなかなかうまく行きません。
常に前倒し、前倒しでやれる人ほど「この人は時間を守る人」と信頼が厚くなるし、
逆にいつもギリギリ、あるいは、少し遅れる人は「この人は、時間を守れない人」となっていまって
他のエリアでどれだけ活躍しても、なかなか重要なことを任されないままになります。
この期限を守ることが出来るかどうか、というのは、結局は
約束を守るかどうか、というのと同じ能力なのでしょうね。ただ、幸いに能力、とか、スキル、
と書きましたがこれは誰でも出来るスキルです。
夏休みの宿題が遅くなってしまう理由を考えてみましょう。
それは、ギリギリまで着手しないから、じゃないかなと思います。
・ 日記書かないと、いけない・・・!
・ ドリルも1日1つずつやればすぐ終わるけど、めんどくさい・・・最後にまとめてやっちゃおう・・・
こんなことを私も夏休み、日々考えて結局8月20日の週まで何もしなかったような気がします
(しいて言えば、あとで日記をかけるように天気の新聞の切り抜きと、写真だけ残してた気が)
子供の時はそれで仕方ないけど、社会に出てからはこんな些細な事が
その人の評価を大きく分ける要素になるわけです。
私も、そう思いながらも遅れることはありますが、基本、納期が決まった提出物を
遅らせることはありません。それは、期限に必ず銀行の借入を返すのと一緒で、遅れたことでせっかく貯めてきた
信頼時計を大きくマイナスしてしまうから。
ところが、ギリギリになる人や遅れる人の心理状況は私もそうだったので
よく分かるのですが、やらなきゃ、やらなきゃ、とは思っているのだけど結局、手が動かないで
最後の最後でやってるんじゃないかなと思います。これは非常に良くない。
この心理に陥らずに、特に作業などで間に合わせるコツは(これは私の場合ですが)、
① すぐになんでもいいから手を付ける
② ストップウォッチで時間を測ってそこまででいいから集中する
③ 完璧を目指さず、多少荒くてもいいからやる
この3つでしょうか。
①については、人間の習慣の法則を活用したもので、人は、ダラダラするときも集中するときも
その前から続いているものを続ける習性があります。だから、難しくない、簡単なことでいいからまず手を動かしてみると、
この状態が習慣性を持って持続してくれます。それを使って、エンジンがかかってきたら少し面倒くさいことも含めてとりかかる。
②ストップウォッチを保つ必要はありませんが、私は下記のページを使ってます。
http://www.focusboosterapp.com/live
③についても、とても大事。
ちゃんとやりたいから、というのが、手が動かない人の言い訳の一番じゃないかなと思います。
一旦、この完璧主義は脇においておいて、まず、完全じゃなくていいから途中まででもいいから形にしちゃう。
途中まででも形になっていたら、それを良くすることは簡単ですが、完璧主義を言い訳に何もできないと、いつまでも何も進まないからです。
(これは、bシステムの導入なんかでもそうです。もし、ちゃんとやる、といってたら多分5年後にも何も進んでいないでしょう。)
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