プラス思考がうまくいく時、行かない時
先日、ふと、話しながら思ったことです。
よく「前向きに」とか「プラス思考で」といわれることがあります。
私も昔営業のトレーニングを受けた時にこのプラス思考について
散々指導されました。
同じように、全てにおいてプラス思考でやれば人生がうまくいく、的な自己啓発のセミナーや
本って世の中たくさんありますが、実は私自身、これがとても苦手です。
というのも、私自身が子供の頃からコンプレックスの塊だったからかもしれません。
別にスポーツも大して出来ない、子供の頃は私はアトピー持ちだったのでそれも、コンプレックスに拍車をかけたのかも。
だから、プラス思考は苦手で逆にネガティブ思考はとても上手でした。
逆にこういうプラス思考のお話をされる人を見ていていつも思ったのは、
やはり、そういう人たちは、人生がすでにとてもうまく行っていてプラス思考であることが
当たり前なのかもしれませんね。
一方で、何かコンプレックスがある時や、新しいことをする時、つまり、
今まで慣れ親しんでたことと違うことをする時は、不安がつきまといます。ここで、なんでもポジティブに、
と言われても「ちょっと待ってくれよ」と言いたくなるでしょうね。
逆に、根拠無くポジティブになるだけでは、結局は先日紹介したゴールと夢の違いじゃないけど、
根拠無く夢だけを追うお花畑な人になっちゃいます。多分、そういう人は、ポジティブに見えるかもしれないけど、
そこから半年、1年、5年後にどれくらい成長できるかというとそんなに変われないと思います。
じゃぁ、どうするのがいいの?
と思うわけで私もずっと、どうしたらいいんだろう?と思い続けてましたが、
ある意味、これが答えかなと思ったのは、Michael Mastersonの本に書かれていた「ビジュアル化」
じゃないかと思います。
マイケル・ジョーダンが、「私は、自分がいきたい場所、なりたいタイプの選手をビジュアル化した。
いきたい場所ははっきりわかっていたので、そこにたどり着くことに集中した」といってます。
ジョーダンはすでに一流のプレイヤーとして成功した人ですが、おそらくその成功するためには
はじめは単にプラス思考だったのじゃなくて、うまくなる時の姿を想像しながら、それに向かって進んだのでしょう。
つまり、夢(ファンタジー)も大事だけど、目標達成のためには達成したいゴールに
取り組んで、そのために必要なスキルを練習すること。イメージで言うと、パソコンを自分が使いたいようカスタマイズするために
必要なアプリケーションをハードディスクにインストールしたりするのと似ています。そして、人間においてはハードディスクは、
脳の大脳辺緑系の記憶機能の部分。それを書き換えることができるのは、ゴール(夢じゃなくて)に向けた一つ一つの具体的な行動なんだと思います。
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