ゴールを決めるのか?それとも夢を見続けるのか?
(目標設定の大事さ)
ちょうど今日は月末も近づいて来ましたので、思考法のお話について。
人は誰もが夢を見ます。「人生がこうなってればいいのに」とか、わかりやすい人だと「豪邸がほしい」「かっこいい社長室で秘書がいて、眺めの良い景色を眺めたい」だとか。痩せたい、かっこよくなりたい、というのも。あるいは、私たちのスクールにくるお客様だったら「英語がペラペラになりたい」とか。
とはいうものの、こういう夢が現実になることはなかなかないものです。
だからといって、夢がかなわないことを悲観する必要はありません。問題は、こうした夢(空想)と現実の間のギャップをネガティブに思ってしまったり、あるいは、周囲(環境など)のせいにしてしまうこと。
そこで今日出てくるゴールと夢の話。
辞書を引いてみると、面白いのですが、
ゴール(goal):同義語はpurpose(目的)、aim(目的)、intent(意図)。
夢(dream):同義語の多くは、fantasy(空想)、apparition(幻影)、illusion(錯覚)
などが挙げられています。
で、うまくいく人はこの夢の部分とゴールをうまく使い分けるそうです。
逆に言うと、うまくいかない人は、この夢だけを求めてゴールを見ずにうまくいかないといつまでも嘆くだけになってしまいます。
だからこそ、仕事に限らず私たちは夢を持ちつつも、その夢を達成するための具体的なゴールを
設定して、そのゴールに到達するための具体的な行動リストを作る必要があるわけです。
まず、仕事で大事なのは、
1.具体的か
良い結果を出したい、とか、金持ちになりたい、あるいは良い出会いが欲しい、というのは夢。
具体的に、今月、自分は■■人のお客様の対応をしてその中で■■人からお礼のメールをいただけるようなカウンセリングをする、あるいは、Netで■■を達成する、というのがゴール。
2.実行可能か
宝くじに当たりたい、とか、いい出会いがありたい、というのは夢。
徒競走ではじめにゴールする、というのがゴール。
3.時間軸の意識
■月■日~■月■日までに、・・・を終える、というのがゴール。
たとえば、私達の開発しているシステムなどは、今、日割りでゴール設定しています。
一方、良いシステムがあったらいいな、時間軸なく妄想するのは夢(で結局実現しない)。
あたりでしょう。
これ、お客様が英語を上手になりたい、といった時にもカウンセリングでお伝えしたいことですね。
英語を漠然と上手になりたい、ではなく、上記の1-3を意識して
1.NG:英語が上手になります、OK:ネイティブほどではないけどまずは、職場の電話の受け答えはできます、あるいや、旅行先でレストランの対応は出来るようになります
2.NG:何もしないでも上手になります、OK:週に1度通うこと。また、必ず予習をして、レッスン・レコードは1度はレビューすれば一歩ずつ前進します
3.NG:上手になります、OK:上記1と2をすれば10ヶ月後には必ず進歩しています
こんな感じでしょう。
ゴールなき夢はdreamの同義語のように気をつけないとfantasyになってしまいます。
私も自分の手帳には毎日、今期中に達成しないと行けないこと(決算の数字、あるいは、育てるべき人の人数とか)。また、3年後のあるべき姿(これは少しラフに夢に近いけど)を日々、手帳に写経して、その後、神社にお参りに行った時にそのことを実現できるように自分もサボらず頑張ります宣言してから仕事をするようにしています。ゴールを手帳などに書く、というのも良いですね。あとで、自分を振り返った時に達成できてないと反省できますから。
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