失敗促進の秘訣
こう書くと皆さんも失敗に対する恐れが減るかなと思ってみました。
誰にでも何か得意なものがあると思います。
人によっては学生時代に頑張ったスポーツかもしれません。
あるいは、絵を書くことが上手な人もいるかもしれません。
思い出してみると分かることですが、何かを上手になる時(=スキルを伸ばす時)、
人は、間違いをおかし、また、その失敗を我慢しています。そして、これを避ければ避けるほど
スキルが伸びるのにかかる時間はかかります。
私の場合は、会社を作って数年で調達した何億円というお金が気づけば殆ど、
なくなってました。ホント大変な時は、給料も取れないで自宅の家賃すら払えるか払えないか、くらいの
状態になりました。ただ、その経験があったことは自分にとって、キャッシュフローの大事さを教えてくれました。
もちろん、勉強していた時会計やファイナンスでキャッシュ・フローのことは
理解していても、いざ、自分が失敗してやばい思いをしないとその意味することって気付かないものです。
もちろん、お金の問題は失敗してしまったらオシマイですから、あまり、間違いすることを
勧めるつもりはありません。
でも、今の自分のスキル、人間性、あるいは様々な内面と向き合った時に
これから自分が育てて行きたい自分の内面性について見てみた時、人ってどちらかの行動を取ると思うのです。
1つは、上手くいかないかもしれないけどまず何かやってみよう、と思う人。
もう1つは、「今の自分に満足しているわけなじゃないし、成長したいけど今の自分を嫌いなわけでもない。
ましてや、うまく行かず予想外の方向に変わったら悪くなるかもしれないし損するかもしれない。」と思っちゃう人。
どちらかです。
後者のことって、人間の脳の中にある現状維持のメカニズムがそうさせるそうです。
例えば、今年こそダイエットしよう!と思った時。
はじめは色々と考えますが、いざ、食事を制限したり、運動したりと面倒くさいことを考え始めると
「ま、それもいいんだけど、別にすごく体重が気になってるわけじゃないし・・」なんて思っちゃうのが人間です。
だからこそ、小さくても構いませんので、まず何か一手を打ってみる習慣を持ちましょう。
一手を打てば、それで上手くいかないこと、失敗するという事が出来ます。
そして、その失敗がもたらしてくれる教訓はなにもしないで色々考える時より遥かに大きなものを
もたらしてくれます。
例えば、「自分はこういうキャラだから・・・で人と接するのは苦手」なんて
思っている時。まず、自分がこうありたい、と思うスタイルを実践してみましょう。はじめは恥ずかしいかもしれないけど、
今の自分のスタイルだってそうやって子供の頃に形成されたものです。
失敗は成功の母と言いますけどホントそう思います。
失敗促進の秘訣
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