私達の仕事って・・・(八方美人?一方美人?)
ふと、思ったので書いてみました。
世の中には色んな仕事がありますし、それぞれの仕事にあった所謂適正、というものも
異なってくると思います。
その中で、私達のような仕事って結構難しいのは複数のキャラを自分の中に
内包していないといけないんだな、と思います。
例えば、自分がカウンセラーの立場でお客様と接する時。
もう一つは、日々のシーンでコンシェルジュの立場で接する時。
どっちも同じように出来ればよいのですがそうも行かないのがこの仕事の奥ゆかしさじゃないかと
思います。
そこで八方美人と一方美人なんて書き方をしてみました。
例えば、サービス業でも一人一人のお客様との接点が短い仕事。
必ずしもそうじゃないけど、コンビニの店員さんだったらどうでしょう?
日々、すごい数のお客様がいらっしゃるし一人一人と細かな会話をする時間もありません。
となると、サービスとしての付加価値はいかに感じ良く接することが出来るか、ということもあるでしょうね。
一方、どっぷり一人のお客様と接する時間が長い仕事。
ぱっと思い浮かばないですが、例えば、コンサルティングの仕事やお医者さん。
クライアントや患者の為に、時と場合によってはクライアントにとっては耳の痛いことを言わざるを得ないでしょう。
もちろん、耳が痛いことを言うのは嫌なもんですが、それを通じて深い関係になることも多々あります。
私達の仕事はこの両面があるような気がするのです。
まず、コンシェルジュとしての立場。
もちろん、自分がカウンセラーとして関係したお客様もいますし、そうじゃない方もいる。
そして、ご入会されてレッスンに来ている方ですから、まずは、どう心地よく接するか。これが大事ですよね。
八方美人、という言葉は良くないですが基本、感じよくする必要があります。
一方、カウンセラーとしての立場。
この時には、お客様の上達を願う立場として、あるいは、そのお客様の為に時には
耳に痛いこともやらないといけないかもしれない。その瞬間は、ちょっと顔をしかめちゃうような。
分かりやすいけど、自分の子供が塾に入るとしたらどうでしょう?
「オタクのお子様、素晴らしいですねー。成績ももう心配ないですよ。」なんて(もし本当にそうならいいんですけど)言っても
親御さんは多分、そう思ってないから何とかしたくていらっしゃってるのでしょう。
だったら、ありのままの事実を(もちろん言葉は選んで)伝えるのも私達の仕事なわけです。
ただ、一日の時間で言うとコンシェルジュとしての時間の方が長いので、ついつい、その時の流れでカウンセラーに
なってしまうこともあるんじゃないかと思います。
当然、心地よく接することが大事なのは当たり前なんですけど、私達の仕事には二面性があって
お客様の本当に期待しているものも両面あるんだということを時々思い出しましょう。
私達の仕事って・・・(八方美人?一方美人?)
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