思考し続けること: manual laborにならないために・・・
よく読むブログの1つに、人材育成会社のトライアンフの樋口社長のものがあるのですが、
こちらに、今日出ていた言葉が結構面白かったので、私なりに解釈してみました。
英語ではサラリーマンのことをWhite Laborと言いますし、どちらかと言うと
肉体作業系のことをBlue LaborとかManual Laborなんて言います。
私達の仕事は社会一般的に考えるとWhite LaborとかWhite Workerなんて
いう範疇なんでしょうけど、実際、気をつけないと一日の時間を分解してみるとかなりの部分が
Manual Workになっちゃう可能性があるわけです。
実際、これだけIT技術が発展してもManual Workが増えてしまう理由の多くは
実は仕事の内容や技術の問題と言うよりは、人間というのは、思考業務の辛さから逃れたい生き物だから、
ということを樋口さんは書いていました。
確かに、時間単位の人間の生産性で評価基準でを作れば、たいていのサラリーマンは
ノイローゼになっちゃうかもしれません。それくらいに、思考する、ということは大変なもので
エジソンでさえ、一回は逃げだしてmanual workだけしていたこともあるそうです(ここは私は検証してませんが)。
確かに、「思考業務」の結果=アウトプットとなる、
仕組みを作ったり、問題を解決すること、そして、サービス作りというものは、
すごーく価値があるわけです。
今の皆さんの業務も比較的、個別個別のお客様とのコミュニケーションについては
結構、思考する機会がありますが、いざ、何か「こうなったら便利になるのにな」と思った時に、
「じゃ、これをこういう風にしよう」というところまで考えてアウトプットする機会は少ないと思います。
ここが自分で出来るようになる要素が増えてくると本当の意味で、付加価値を生み出している、
といえるのかもしれません。
確かに書店にもいろんな本はありますが、いざ、こうした
思考方法については、なかなか、本もないですし書いている人がいたとしても漠然としていて、なかなか、
スキルとして他者に伝達することは難しいなと思います。
何故かなというところですが、それは、知識を学んで自分のものにするには、
愚直な実践と裏付けられた向上心が必要、ということ。また、99%の人は、この面倒くささから逃げてしまうからだ、
ということがブログに書いていました。
ここは、私もすごく納得します。
自分自身も、もともと、勉強は嫌いじゃありませんでしたが思考し続けること、は意外と避けていた感があります。
そして、この小さな学びの姿勢と方法に気がついた人は、ハッとして
成長速度が一気に加速すると思います。
思考し続けること: manual laborにならないために・・・
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