若いころから大きな夢を語ることも大切だけど、目の前のことを地に這いつくばって必死にやることも大切です。(渡辺謙)
なかなか含蓄ある言葉ですね。
渡辺謙といえば私の中ではラストサムライでの勝本役ですが、あの演技力は
トム・クルーズはじめハリウッドスターを呑み込んでました。
映画的には時代考証など、すごく良く研究してるところと、すごくピントがずれてるところと・・・・
アメリカ人が作った日本が舞台の映画なので、それはそれで楽しんでセリフも全部覚えるくらい觀てしまう映画ですが、
お恥ずかしながら、芸能界に疎い私が渡辺謙を知ったのはこの映画でした。
(昨日までオセロの中島という人が男性と思ってたくらいですから)。
ただ、この言葉は一番脂が乗って活躍したかった時期に大病を患って活躍の機会を
待たざるを得なかった渡辺謙の言葉らしいですね。
この言葉の続きに、
「映画界でも、演出でも脚本でもない裏方の仕事を血眼になってやっていた若い人が、
メキメキと力をつけて監督に出世することがあるんです。目の前の仕事を一心不乱にやっていると、きっといろんなことに興味が出てきて
自然に育っていくんです。」
とありました。
もちろん、子供の頃からの夢を叶える人もいるでしょうが、本当に自分がやりたい事なんて
いろんな経験をして行かないと見えてこないものです。
だからこそ、目の前のことを大事に出来ない人が夢だけ持っててもダメ、ということなんでしょう。
(もちろん、夢を持ち続けなきゃダメですけどね)。
若いころから大きな夢を語ることも大切だけど、目の前のことを地に這いつくばって必死にやることも大切です。(渡辺謙)
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